教育現場のDX推進のためのアドバイザーによる支援を活用した取組を紹介します。
「生成AIの今とこれから」

- 日 程 令和7年1月8日(水)
- 場 所 穴吹ビジネス専門学校
- 対象者 広島県内の高等学校教員(希望者)
- 内 容
文部科学省学校DX戦略アドバイザー 黒田麻衣子氏を講師にお迎えし、「生成AIの今とこれから」と題して御講演いただきました。
講演では、生成AIの基本的な仕組みからハルシネーションやディープフェイクといった課題、さらに今後の発展の可能性まで、幅広い内容についてお話しいただきました。特に、教育現場での生成AIの具体的な活用方法や、生徒のメディアリテラシーを育成することの重要性について、深い示唆を得ることができました。
今回の講演会は、AI時代に求められる能力や生成AIとの向き合い方を考える貴重な機会となりました。
- 参加者の感想(一部)
- ファクトチェックやディープフェイクについて、生徒に演習を通じて伝えたいと感じた。
- 生徒が生成AIとどう向き合うべきか、具体的な方向性が見えてきた。
- 生成AIと正しく付き合えるリテラシーを持つ人材の育成が重要であることを再認識した。
「一人1台タブレット端末を活用した振り返りの理論と方法~先生と生徒の「楽」を目指して~」

- 日 程 令和6年11月7日(木)
- 場 所 広島県立福山葦陽高等学校
- 対象者 広島県内の教員(希望者)
- 内容
文部科学省学校DXアドバイザー 黒田麻衣子氏を招へいし「一人1台タブレット端末を活用した振り返りの理論と方法~先生と生徒の「楽」を目指して~」と題して御講演いただきました。
講義では、「評価」が持つ目的について、「誰のために」「何のために」行うのかという視点で御説明いただきました。評価は、教師の授業改善だけでなく、生徒自身のメタ認知も促す手段であり、これが教師・生徒の成長につながることを改めて確認しました。
また、デジタル技術を活用することで、評価をより効率的かつ効果的に行う方法を学び、校務への活用の方法について道筋を得ることができました。
研修を通じて、デジタル技術を適切に活用し、日々の業務を省力化することで、教師と生徒の双方にとって「楽(らく)」で「楽しい」学びの実現が期待されます。
- 参加者の感想(一部)
- 生成AIを授業外のところでどう活用していくか明確なイメージが無かったのですが、評価基準作成等のベースづくりに活用すればよいという点は非常に参考になりました。
- テキストイニングを活用してみようと思いました。授業後の振り返り課題の自由記述や、探究の授業で生徒が実施するアンケートへの活用が頭に浮かびました。明日、早速やってみます。
- 振り返りは毎回ロイロノートに入力させていますが、入力内容が毎回同じ生徒も出始めていました。今回の研修を通して、生徒の入力に対する負荷を減らしていくことも大切だと分かりました。生徒の振り返りを見るタイミングも、以前は毎日チェックしていましたが、生徒の自己評価のためにする振り返りと考えると、振り返りの意義も少し変わってくると思いました。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)