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くりっぷ76号WEB版(令和3年11月1日発行)

くりっぷ76号

【目次】
○県立商業高等学校で学科改編
○広島県が目指す乳幼児の姿

○公立高等学校の入学者選抜制度
○特別支援学校の取組
○「高校で学びたい」を経済的にサポート
○ひろしま留学フォーラム2021
○オンラインで新しい学びが進行中!
○お出かけガイド
○大窪シゲキのこころの相談室
○相談窓口

令和4年4月,県立商業高等学校4校で学科改編

~創り出そう 自分の未来 商業高校から~
尾道商業高等学校・広島商業高等学校・呉商業高等学校・福山商業高等学校

商業高校学習の様子
 県立商業高等学校では
令和4年度から既存の複数学科を発展的に統合し商業の単一学科「情報ビジネス科」に改編します。
新たな時代のビジネスで求められる情報活用能力や課題発見・解決力等を有した人材の育成を目指し、第1学年では共通履修、第2学年からは選択履修とした上で、商業教育の刷新を図る中心的なカリキュラムとして位置づける「プロジェクト型学習(PBL)※」や「情報活用に関する学び」を全生徒・全学年で行います。


新学科の構成イメージ

 
現行 令和4年度から

第1学年/第2学年/第3学年
○○科
△△科
□□科

情報ビジネス科
第1学年・・・・・・・・・・・共通履修
第2学年/第3学年・・・選択履修
※選択履修・・・自己の進路希望・適性に応じて
 科目選択する
 
  第1学年 第2学年 第3学年 卒業後の姿

共通
履修

情報活用に関する学び(第1学年~第3学年) 【ビジネスエキスパート】
・即戦力として、企業に貢献できる人材
・イノベーションを生み出し商品開発するなど、中心的な役割を担う人材
【会計や金融などのエキスパート】
・将来の公認会計士や税理士など
【情報エキスパート】
・将来のシステムエンジニアやプログラマーなど
プロジェクト型学習(PBL)
※商業科におけるPBLの例:「自分とは何か」「生きるとは何か」という問いから始まり、生徒の興味関心に応じて実社会をフィールドにした対話的で深い学びを実践する教育活動
選択
履修
商業の基礎的な学び  
  第2学年,第3学年で学ぶべきもの(個別最適な学びなど)

 


広島県が目指す乳幼児の姿 遊び 学び 育つ ひろしまっ子!

「オール広島県」で乳幼児期の教育・保育の充実を図るための拠点として、「広島県教育委員会乳幼児教育支援センター」があります。その取組を紹介します。

Q. 広島県教育委員会乳幼児教育支援センターは,何をするところ?
A. 乳幼児期の教育・保育の充実のための施策を総合的に推進する拠点です。「遊びは学び」という乳幼児期の教育・保育の基本的な考え方について、県内全ての国公立・私立の幼稚園・保育所・認定こども園等(以下「園・所等」)や、家庭・地域の理解を図り、「オール広島県」で県内全ての子供たちの「5つの力」の育成に取り組んでいます。

Q. 「遊びは学び」とは、どういうこと?
. 子供にとって遊びや日々の生活の全てが「学び」です。「遊び」は子供にとって探究の宝庫。遊びの中で、発見すること、体を動かすこと、創造すること、失敗を乗り越えること、人とかかわることが、主体的に学び続けることにつながります。
遊びを通して総合的に育む5つの力

乳幼児期は「探究の芽」を育む重要な時期。
生涯にわたって主体的に学び続けるための基礎が培われます。

【遊びは学び】 木の実を見つけた子供たち。そのときどうする?
木の実を見つけた子供たち。そのときどうする?(4コママンガ)

 
 幼児教育アドバイザー
乳幼児教育支援センター
幼児教育アドバイザー
子供との「距離感」に注目してみましょう。子供の力を信じ、温かく見守ることが大切です。いろいろな方法で試行錯誤し、動いたり、考えたりできたのは、これまでの成功体験の積み重ねなどを通して、「自分はできる」という自信や、諦めずにやりぬく力などが育っているからです。こうしたかかわり方のポイントは、幼児だけではなく、どの年代の子供たちにも共通するものです。

“気付いて実践ポイント”
●大人が必要以上に口出ししていませんか?
●子供の意見を聞いていますか?
●答えや結果をすぐに伝えていませんか?
●見守るだけの心の余裕がありますか?
●成功体験を一緒に喜んでいますか?

【遊びは学び】 ダンゴムシが大好きな子供たち。そのときどうする?
ダンゴムシが大好きな子供たち。そのときどうする?(4コママンガ)

 

 指導主事
乳幼児教育支援センター
指導主事

子供との「共感的なかかわり方」に注目してみましょう。
子供たちがどうしてこんなに夢中になっているのか、子供の視点や気持ちに共感し、一緒に興味を持ってみることが大切です。大人の共感的なかかわりが、子供の好奇心やもっと知りたいという意欲の育みを支えます。そこで生まれた「探究の芽」は、小学校以降の学びへもつながります。

“気付いて実践ポイント”
●子供の視点に気持ちを重ねていますか?
●子供の発見や感動に共感していますか?
●子供の気付きを大切にしていますか?
●自分で調べる環境がありますか?
●大人の都合で探究の芽を摘んでいませんか?

広島県教育委員会乳幼児教育支援センターの取組
1.園・所等における教育・保育の充実
 園・所等での勤務経験が豊富な幼児教育アドバイザーの訪問や、教員・保育士の資質向上に向けた各種研修を行っています。

2.幼保小連携・接続教育の推進
 小学校に入学した子供たちが、乳幼児期の育ちと学びを基礎に、安心感を持って新しい生活に円滑に移行し、自己を発揮し成長していけるよう、園・所等と小学校の接続カリキュラムの充実や合同研修を行っています。

3.家庭教育の支援
 県内全ての保護者に、家庭教育に役立つ情報の提供や、親子の学び・集いの場の提供、地域による親子支援の取組を行っています。

NEW!!  「遊びは学び」をもっと詳しく知りたい方は、リーフレットをご覧ください。

リーフレット2 リーフレット2 
>>詳しくはこちら


令和5年度の入学生から変わる!入学者選抜制度Q&A

広島県では、令和5年2 ~ 3月に実施される公立高等学校入学者選抜から制度が大きく変わります。
生徒や保護者からよく尋ねられる疑問や質問についてお答えします。

Q1. 受検校を選ぶ際,何を参考にしたらいいですか
A. 全ての公立高等学校で、入学者選抜実施内容シートを作成します。シートには、教育目標や育てたい生徒像、入学者受入方針、実施内容(検査の項目や配点)などが記載されます。令和3年度中には各高等学校のHP等で公表する予定です。

Q2. 不登校の期間があります。受検に影響はありますか
A. 
欠席日数が直接影響することはありません。調査書には選抜に必要な項目のみを記載することとしています。欠席日数も調査書には記載されません。

Q3.  なぜ、調査書の第3学年の学習の記録(評定)を3倍にするのですか
A. 高等学校入学者選抜は、高等学校の教育を受けるために必要な力が身に付いているかどうかをみるために行います。このため、第3学年の力(到達度)をより評価するため、第3学年の評定を他の学年と比べて3倍とすることとしています。1・2年生のとき、自分の力を十分に出せていない場合でも、日々の授業や学習活動などを大切にし、中学校卒業までに、しっかりと力を身に付けることができれば、自分が希望する進路を実現できるようにしています。

Q4.  「自己表現」って何をするのですか
A. 「自己表現」は、「自己を認識し、自分の人生を選択し、表現することができる力」が、どのくらい身に付いているのかをみるために、面談方式で実施します。自己表現5分、質問・回答3分、入退室2分を目安として10分程度の検査になります。自分自身のこと(得意なことやこれまで取り組んできたことなど)や、高等学校に入学した後の目標などについて、自分で選んだ言葉や方法で表現してください。

夢や部活

Q5.  人前で話すことが苦手です。「自己表現」で不利にならないですか
A. 話の上手、下手が直接影響することはありません。「自己表現」では、自分の作品や賞状などを持ち込むことも可能ですので、言葉や方法を工夫しながら自分自身のことを表現してください。

賞状や絵

【選抜の方法】
 新しい入学者選抜には、一次選抜(一次募集)と二次選抜(二次募集)があります。一次選抜では、「一般枠による選抜」と、入学定員の50%以内で、学校・学科の特色に応じて実施する「特色枠による選抜」の2通りの選抜方式があります(「特色枠による選抜」を実施しない学校もあります)。以下の内容は、全ての学校・学科で実施する「一次選抜」の「一般枠による選抜」のものです。「特色枠による選抜」の内容は、学校・学科ごとに異なるので、必ず入学者選抜実施内容シートで確認してください。

配点の比重 学力検査6:調査書2:自己表現2

1.学力検査

●配点は、国語・社会・数学・理科・外国語(英語)の5教科×50点
●特定の教科の配点を他の教科より高くする傾斜配点もあり

2.調査書

●中学校の校長が作成し、受検する高等学校へ提出
●中学校3年間の「学習の記録」は、国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語の9教科を5段階で評定
● 「学習の記録」の学年間の比重は、第1学年:第2学年:第3学年=1:1:3

3.自己表現

●自分自身のこと(得意なことやこれまで取り組んできたことなど)や高等学校に入学した後の目標などについて、自分で選んだ言葉や方法で表現する・ 受検生は全員、受検会場で「自己表現カード」を作成(カード自体は評価の対象ではありません)。翌日、面談方式で実施

4.独自検査

●学科やコースによっては、特色に応じて実技検査や作文などの独自検査を実施する場合あり

>>最新情報はこちらをチェック


特別支援学校の取組 県立福山北特別支援学校
主体的に深い学びができる図書館に!(学校図書館リニューアル等事業3年目)

福山北特別支援学校では、児童生徒が学部や学年を超えて互いに学び合い、笑顔で主体的に深い学びを実現する学校図書館を目指して取り組んでいます。


1.学校図書館を活用した授業内容や利用図書等を校内掲示板に毎月掲載する 【利活用状況の共有】

2.校内で図書(読書)に関する作品を募集し、作品を展示する 【制作者と鑑賞者が互いに学びを深める環境作り】

3.教職員と児童生徒から希望する図書をヒアリングする 【児童生徒の実態に合った蔵書の整備】

今年度は新たに、県立図書館の電子図書貸出サービスを利用したり、キャリア教育(生き方・働き方)コーナーを設置したりしました。

図鑑に載っているバイソンとクロサイの模型を生徒が作成(写真)生徒が作成したバイソンとクロサイは利用者の目につきやすい位置に配置(写真)
(写真左)図鑑に載っているバイソンとクロサイの模型を生徒が作成。
(写真右)利用者の目につきやすい位置に配置し,生徒間の交流を図っています。


学資金の一部を貸与する制度
「高校で学びたい」を経済的にサポート
広島県高等学校等奨学金・予約奨学生の募集について

中学3年生の皆さんへ
 来春進学を希望する中学3年生等を対象として、予約奨学生の募集を行います。
入学前にまとまった資金を借り受けられる「入学準備金」と、高校等へ入学後に月々の借り受けができる「修学奨学金」の2種類があります。在籍する学校が定める期限までに、申請書類を在籍校に提出してください。
■進学先
学校教育法に規定する高等学校、専修学校高等課程等
■貸付額
【入学準備金】(進学前)
5万円、10万円、15万円から選択

【修学奨学金】(進学後)月額
国公立 自宅通学  1万8,000円
自宅外通学  2万3,000円
私立 自宅通学 3万円
自宅外通学  3万5,000円

■貸付利息 
無利息

■貸付対象
次の1~5を全て満たしている生徒

1.対象となる進学先に進学を希望していること
2.保護者が広島県内に住所を有すること
3.経済的理由により修学が困難であること(保護者の収入要件あり)
4.学習状況が良好であること
5.同種の奨学金等の借り受け等をしていないこと

■募集期間
令和3年9月中旬~令和4年1月14日(金)

■貸付時期
【入学準備金】 令和4年2月以降
【修学奨学金】 令和4年5月以降(進学後に奨学生として正式決定)

【問合せ先】
教育支援推進課 082-513-4996
受付時間:月曜~金曜(祝日を除く) 8:30~17:15

>>詳しくはこちらへ

 


ひろしま留学フォーラム2021
12月19日(日)オンラインで開催

今年になって、コロナ禍での留学を実現した高校生や、海外進学を希望する高校生が増えてきています。留学までの準備や現地の様子など、コロナ禍の留学について、経験者からリアルな話を聞いてみませんか。
当日は海外からも高校生や大学生たちがゲストとして参加してくれます。
日時:12月19日㈰ 9:00 ~ 12:30(受付開始8:45)
方法: オンライン(Zoomを使用)
対象: 県内中学生・高校生、保護者、教職員等
参加費:無料
応募方法:12月15日(水)までに、下記の申し込みフォームへアクセスしてください
>>申込フォームはこちらから

《内容》
県内高校生等による留学経験談発表
■尾道高等学校3年生 博多照葉さん
入学当初から準備していた留学がコロナ禍で中止となるも、今年8月に1年越しの渡米を実現。現在、テキサス州内の公立学校で学ぶ。
■横浜市立大学4年生 藤戸淳平さん
大学在学中にベトナムのクラフトビール会社でインターンを経験。その後、(株)Story Agentを立ち上げ、呉市内で古民家をビール醸造所に生まれ変わらせるプロジェクトに携わる。
■留学キャラバン隊2021ワークショップ
・ ハーバード大学等、現役海外大学生による大学紹介、留学動機や自身の体験についてのプレゼンテーション
・留学に向けた自己分析ワークショップ、質疑応答等

 


オンラインで新しい学びが進行中!

様々な困難さを抱えた子供たちを対象に、社会や人とがつながるためのスキルを磨くことを目的とした活動“オンライン学びプログラム”。県が指定した不登校SSR(スペシャルサポートルーム)推進校等をオンラインでつなぎ、興味・関心を同じくする小集団で、楽しみながら学ぶ場を提供しています。

【プログラム】
1.誰でも楽しみながら学べる「いつでもチャレンジ」
2.不登校SSR推進校等の児童生徒を対象にした「オンラインクラブ活動」と「オンライン学びプログラム」

※参加対象を県内の不登校SSR推進校以外の学校や教育支援センター(校外適応指導教室)、フリースクール等に通う子供たちに少しずつ広げています。

いつでもチャレンジ~きみたちの挑戦をまっている~
スポーツや音楽など、様々な分野のゲストティーチャーから、子供たちがチャレンジできる課題を動画で配信します。
第1弾は“サンフレッチェ広島からの挑戦状”。森崎浩司アンバサダーをはじめ、荒木隼人選手、鮎川峻選手など5人の選手が、「できるかな?」という様々なテクニックを披露してくれます。一人でも、また友達や家族と一緒にチャレンジできる内容で、簡単なものから上級者レベルのものまで、難易度も様々です。
 今後はサッカーだけでなく、様々な分野のゲストティーチャーからの挑戦状を皆さんへお届けします。ぜひ、チャレンジしてください。
※森崎浩二アンバサダーの「崎」の右上は「立」です。

森崎アンバサダー荒木選手鮎川選手
(左)森崎アンバサダー,(中)荒木選手,(右)鮎川選手

 

学びプログラム~イノリノカタチ~

子供たちが楽しみながら学び、社会と人とつながるためのスキルを磨くことを目的とし、不登校SSR推進校等の子供たちをオンラインでつないで、体験的・探究的なプログラムを実施しています。
9月には、県立歴史民俗資料館とコラボした学びプログラム「イノリノカタチ」を実施しました。計3回のプログラムで、事前に配付された滑石(かっせき)を紙やすりで削りながら、「(昔の人は)どんなときに祈っていたのか」「昔はどうやって石を削っていたのか」「勾玉はどういう石だったのか」など、田邊館長の解説を聞きながら、自分なりのイメージで思い思いの「イノリノカタチ」を仕上げました。

子供たちが作った「イノリノカタチ」歴史民俗資料館のキャラクター「ハニワだもん」

(左)子供たちが作った「イノリノカタチ」,(右)歴史民俗資料館のキャラクター「ハニワだもん」

 


 

お出かけガイド

※新型コロナウイルス感染拡大防止等で、開催中止や延期、入場者制限の場合があります。
お出掛けの際は、各施設のHPなどで確認してください

みよし風土記の丘ミュージアム
江戸時代の子ども事情-幼き者へのまなざし-

疱瘡(ほうそう)除けの赤物(あかもの)の写真
<写真>疱瘡(ほうそう)除けの赤物(あかもの)福山市松永はきもの資料館蔵

今も昔も子は宝。しかし、江戸時代は幼いうちに命を落とすことが多い時代でした。子どもの無事な成長は、人々にとって切実な願いであり、子どもに贈られる玩具や生育儀礼には、大人たちの祈りが込められていました。
本展では、古文書や民俗資料などから、江戸時代を生きた子どもの実像に迫ります。

●期間/11月28日㈰まで
●休館日/月曜
●入館料/一般600 円、高校・大学生450 円、小・中学生300 円
●問い合わせ/☎ 0824(66)2881
>>詳細はこちらから(県立歴史民俗資料館ホームページ)


ふくやま草戸千軒ミュージアム
守屋壽コレクション受贈記念「京・江戸・長崎-近世・海の旅と憧れのまち-」

長崎図の絵
<写真>長崎図(部分、守屋壽コレクション、広島県立歴史博物館蔵)

日本最大級の古地図コレクション「守屋壽コレクション」の4回目の企画展で、昨年10月に当館へ寄贈されたことを記念して開催します。近世の人々が憧れた3都市、「千年の都 京」、「百万人都市 江戸」、そして「異国情緒の町 長崎」に焦点を当て、各都市の魅力に迫ります。

●期間/11月23日(火・祝)まで
●休館日/月曜
●入館料/一般1,000 円、高校・大学生500 円、小・中学生350 円
●問い合わせ/☎ 084(931)2513
>>詳細はこちらから(県立歴史博物館ホームページ)


頼山陽史跡資料館
ひろしま紙ものがたり

国郡志御用に付郡辻書出帳(写真)
<写真>国郡志御用に付郡辻書出帳 広島県立文書館蔵(和田家文書)

広島藩では、山県郡と佐伯郡を中心に紙が漉(す)かれ、専売制の下で生産される紙の種類は20以上に及びました。藩内での使用や販売分を除いた紙は、大坂へ廻漕・販売され、紙は藩を代表する産物として知られていました。本展では、広島藩の紙の生産と流通などについて、初公開資料を交えて紹介します。

●期間/12月12日㈰まで
●休館日/月曜
●入館料/一般300 円、高校・大学生220円、小・中学生150円
●問い合わせ/☎ 082(298)5051
>>詳細はこちらから(頼山陽史跡資料館ホームページ)


大窪シゲキのこころの相談室

子供や保護者が抱える,質問や疑問などに寄り添って回答してもらうコーナーです。

大窪シゲキ広島FM「9ジラジ」でメインDJを務める大窪シゲキさん

Q 子供の心に響く言葉がけができたらと常々思っています。
大窪さんがリスナーに気を付けていることはありますか。(30 代の保護者)

A 僕がラジオで大切にしていることは絶対に否定しないことです。全力で肯定した後に、自分の言いたいことを届けています。自分を認めてもらえた心は素直になり、聞く体制になるからです。とは言え、思春期真っ盛り。どんなに響く言葉でも、親からの話は素直に聞けない頃。となれば、直接的にではなく間接的に! 伝えたい内容の本や映像作品などをリビングに置いておき、「これ面白かった~」と、子どもに聞こえるように声を出す。きっと、気になり手にしてくれるはずです。9ジラジを家で流しておくのもオススメです。(笑)

Q 受検のときに面接があります。緊張せずに、いつも通りにしゃべるには、どうすればいいですか。(10 代の生徒)

A 安心してください。面接官は敵ではありません。言うなれば味方です。
これからの学校で、一緒に過ごしたい相手を真剣に選んでいるから真顔になり、少し怖く見えるのかもしれません。(笑)
緊張と不安の中でいつも通りにしゃべるには、平常心が必要ですが、志望理由を事前に準備していれば大丈夫。何度も練習を重ねておけば、自分を信じられる力が付きます。それは不安を吹き飛ばせる自信。誰でも緊張はします。
 ただ、緊張は本気で勝負に挑んでいる証。“カチカチ”になっているときは“勝ち勝ち”の前兆。勝利と合格は目の前です。

大窪シゲキさんへ質問・相談がある方は

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※質問や相談のすべてに大窪シゲキさんが回答を行うものではありません。ご了承ください。


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