●広島県では,肝疾患に関する相談を受けたり、一緒に啓発活動を行う「ひろしま肝疾患コーディネーター」を毎年養成しています。
令和7年度の養成研修及び継続研修については、詳細が決まり次第、県ホームページに掲載を予定しています。
【ひろしま肝疾患コーディネーターにご登録の方へのお願い】
職場の異動や転居等、登録情報に変更が生じた場合は、下記フォームから、ご連絡をお願いします。
肝炎医療コーディネーターとは、肝炎患者の皆様が適切な肝炎医療や支援を受けられるように、医療機関、行政機関、その他の地域や職域の関係者間の橋渡しを行う方々です。
肝炎ウイルス検査の受検、検査陽性者の早期の受診、肝炎患者等の継続的な受療の促進、行政機関や医療機関によるフォローアップが円滑に行われるようにすることを基本的な役割としており、各都道府県にて養成しているところです。
本県でも、国の「肝炎医療コーディネータの養成及び活用について」に基づき、県民の皆様に、肝炎に関する基本的な知識の普及・啓発から肝炎ウイルス検査の受検勧奨、肝炎検査陽性者の方への受診勧奨、医療費助成等の制度案内や治療後の定期受診の勧奨など、肝硬変・肝がんへの移行者を減らすための取り組みを実施しています。
この取り組みを円滑にすすめられるよう、肝炎患者の皆様と医療機関、行政機関、その他の地域や職域の関係者の橋渡しを行う方を「ひろしま肝疾患コーディネーター」として育成し、認定を行っています。
肝疾患患者の皆様を医療従事者のみで支えるのは、大変なことです。
1人で全ての役割を担うのではなく、様々な領域、職種のコーディネーターの皆さんが、それぞれの業務等の強みを生かして、患者の皆様に寄り添いながらサポートに務め、本県の肝炎医療が適切に促進されるよう連携を行っています。
【活動内容例】
〇肝炎ウイルス検査の受検勧奨
・一生に一回は肝炎ウイルス検査を受ける必要があります
・肝炎ウイルス検査が受検できる場所等の案内
〇肝炎ウイルス陽性者の方への医療機関への受診勧奨
・キャリアの方への肝疾患専門医療機関の受診勧奨
・かかりつけ医と専門医療機関の治療連携(広島県肝疾患診療支援ネットワーク)の必要性
・治療が終了した方、経過観察中の方への継続受診の必要性
〇キャリアの方、患者の方や家族からの各種相談応需
・相談内容から専門的知識に基づいた適切な助言
・必要に応じて適切な各種相談窓口の案内
・キャリアの方の病態の経過について
・治療中の方への治療のアドバイス(日常生活を含む)
・肝疾患に係る各種制度の説明
〇肝炎に関する正しい知識の普及啓発
・肝炎デー(毎年7月28日前後の肝炎に係る普及啓発活動)での、肝炎ウイルス検査受検に係る普及啓発等
・イベント時における街頭啓発活動等
肝疾患Coの方には、認定証・認定カード、認定バッジを交付しています。
保健所や市町保健医療担当課、肝疾患専門医療機関(肝疾患相談室を含む)、薬局、一部の民間企業(健康保険組合)や検診機関などに所属しています。
肝疾患に関することでちょっと話を聞いてみたい方、検査や治療について不安を持たれている方は、ぜひ身近な「ひろしま肝疾患コーディネーター」にご相談ください。
コーディネ―タ―が所属している機関を掲載しています。県では、活動をサポートするため、チラシ等の提供や、SNSを利用した情報提供などを行っています。
「ほしいチラシがある」「活動事例を紹介してほしい」「こんな情報がほしい」など何かあれば県にご相談ください。
令和3年度に広島県で肝疾患コーディネーター養成研修を受講された方で、令和4年から令和8年の間に広島県で実施の肝疾患コーディネーター継続研修を1度でも受講・修了されると、任期が延長されます。
任期の延長期間は、令和13年(2031年)12月31日までとなります。
受講すれば自動的に延長するので、任期延長のための手続きは必要ありません。
県内全域のリーダーとして総括コーディネーター、2次医療圏のリーダーとして特任コーディネーターを認定しています。
「肝疾患コーディネーターに相談したい」「特任コーディネーターに興味がある」などあれば、まずは総括コーディネーターにご連絡ください。