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7月28日は「世界肝炎デー」

印刷用ページを表示する掲載日2025年7月18日
世界保健機関(WHO)は、平成22(2010)年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を“World Hepatitis Day”(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱しました。

これにより、平成24(2012)年度から日本でも7月28日を“日本肝炎デー”と定めました。
また、毎年7月28日を含む月曜日から日曜日までの1週間を“肝臓週間”とし、全ての方に対して、肝炎に関する正しい知識の普及啓発に取り組むこととしています。

令和7(2025)年度 肝臓週間

今年度の肝臓週間は、以下の日程です。

【期間】令和7(2025)年7月28日(月)から令和7年(2025)年8月3日(日)まで

○イベント情報○

今年度の街頭啓発イベントは、西区の無印良品広島アルパーク(広島市西区)の「まちの保健室」で、
肝炎ウイルスに関する正しい知識の普及啓発や検査の受検促進に関するイベントを
8月2日(土)に開催することとなりました。
世界肝炎デーin無印良品広島アルパーク
この機会に、肝炎ウイルス検査や肝炎について、考えてみませんか?

イベントについてのリーフレットはこちらから→世界肝炎デー in 無印良品 広島アルパーク (PDFファイル)

一生に一度は肝炎ウイルス検査を受けましょう

肝臓は、「沈黙の臓器」といわれ、肝炎ウイルスに感染していても、最初のうちはほとんど症状がありません。
日本国内には、肝炎ウイルスに感染していてもそれに気づいていない方は、少なくとも、B型肝炎で約110万人、C型肝炎で約90万人いると推計されています。
広島県内には、B型肝炎で約33,500人、C型肝炎で約12,300人いると推計されています。
治療しないままでいると、肝がんなど重篤な病に進行する可能性があります。
実際に、日本の肝がん死亡者の半数以上はB型・C型肝炎ウイルスが原因です。
重症化を防ぐためにも、早期発見・早期治療が重要です。

肝炎ウイルス検査を受けるには?

職場の健康診断(オプションで追加が必要な場合が多い)、地域の住民健診、保健所や医療機関で受けることができます。
検査は採血のみで、採血後1~2週間後には検査結果を知ることができます。
詳細は次のリンク先から確認してください。
血液検査
健康診断などを受けた時によく聞くAST(GOT)やALT(GPT)は、肝炎を発症しているかどうか調べる検査で、肝炎ウイルスに感染しているかどうかは分かりません。
肝炎ウイルス検査は、HBs抗原やHCV抗体などの検査項目になり、オプションとして追加して受けることが多い項目になります。
健康診断(血液検査)
基本的な検査(肝臓の状態を見る検査)

AST
ALT

オプション検査(肝炎ウイルス検査)
※ご自身で追加する必要あり

HBs抗原(B型)
HCV抗体(C型)

 

肝炎ウイルスについて学んでみませんか?

健康への第一歩は、まず「知ること」です。
みなさまの肝炎への理解を深める一助とするために、広島県ではクイズ形式のページを作成しました。
この機会に、少しでも多くの人に肝炎ウイルスについての知識を深めていただけると幸いです。

これまでの肝炎デーのイベントについて

過去の肝炎デー関連イベントについては、こちらからご確認ください。

【実施報告】これまでの肝炎デー関連イベントについて

 

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