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令和8年度生涯学習振興・社会教育行政関係職員等研修【社会教育主事等研修(兼社会教育士フォローアップ研修)】報告

 研修内容

【第1回】(受講者36名)

日時

令和8年6月19日(金曜日)13時30分~16時30分 〈オンライン〉

開会行事・オリエンテーション(13時30分~13時40分)

 開講挨拶

 開講あいさつでは、令和8年5月にまとめられた「中央教育審議会生涯学習分科会社会教育の在り方に関する特別部会」における「地域コミュニティの基盤を支える今後の社会教育の在り方について」の議論等をもとに、現代社会において、「社会教育人材」の関与が不可欠であることをお伝えしました。
 オリエンテーションでは、「最新の施策動向や先駆的取組に関する新たな知識」「多様な主体と連携・協働を図りながら、学習成果を地域課題解決等につなげていく能力」「学習者の主体的な学びや地域社会への参画を促し、多様な特性に応じて学習を支援する能力」の資質・能力の向上を図ることが研修のねらいであることを確認しました。
 次に、アイスブレイクとして自己紹介を行いました。氏名と所属に加えて、「関心のある生涯学習・社会教育の領域」について伝え合い、意見交流を行いました。アイスブレイクを行ったことで、和やかな雰囲気になりました。

講義(13時40分~15時30分)

●テーマ:「社会教育人材に期待すること~連携・協働による地域ネットワークの形成と地域人材の育成~」

●講師 明治学院大学社会学部社会学科 教授 坂口 緑
 ​講義は「日本の生涯学習・社会教育政策」「デンマークの学習拠点」「学習都市のつくり方」「社会教育主事・社会教育士にできること」の4つの柱に沿って講義が行われました。
 まず、第12期中央教育審議会等における議論を踏まえ、誰もが意欲的に学び続ける社会の実現やデジタル社会・社会的包摂への対応における生涯学習・社会教育の重要性を確認しました。また、少子高齢化や担い手不足が進む地域社会において、「他者とのつながりの忌避感」や「個人化する意識・態度」という根本的課題に対し、教育的意図を持った生涯学習・社会教育の必要性が示されました。
 次に、デンマークの「文化の家」「市民の家」「人びとの家」等の先進的事例や国際的な学習都市の動向について紹介いただきました。受講者それぞれが生涯学習・社会教育行政の中心となるために、これらの事例等に倣い、地域の人々と共にどのように実践していくのかについて、考えを深めることができました。​
坂口先生① 坂口先生② 

坂口先生④ 

演習(15時40分~16時20分)

●講師 広島県立生涯学習センター 社会教育主事 井口 誠文
 本演習では、「社会教育事業の計画」をテーマにグループワークを実施しました。事前のアンケートで興味・関心のある分野ごとにグループ構成され、メンバー同士で役割分担を行いながら検討を進めました。連携・協働を意識した具体的な事業計画を立てるため、目的から想定される地域課題を整理し、魅力的な事業へと改良しました。興味・関心のある分野に向けて、内容をより良くするための実践的な事業計画の立て方について深く学ぶことができました。​

計画② 計画③ 

計画④​​​

事務連絡・閉会行事(16時20分~16時30分)

閉会行事

 第2回についてのお知らせをし、受講者全員で手を振ってお互いにエールを送り合い、第1回の研修を終了しました。

【第2回】(受講者28名)

日時

令和8年7月10日(金曜日)13時30分~16時30分 〈対面及びオンライン〉

開会行事・オリエンテーション(13時30分~13時40分)

 オリエンテーションでは「最新の施策動向や先駆的取組に関する新たな知識」「多様な主体と連携・協働を図りながら、学習成果を地域課題解決等につなげていく能力」「学習者の主体的な学びや地域社会への参画を促し、多様な特性に応じて学習を支援する能力」の向上を図ることが研修のねらいであることを再度確認しました。
 自己紹介では、氏名と所属の紹介に加えて、「御自身がこれまで取り組まれてきた、事業や業務のエピソード」について、意見交流しました。

​講義・演習(13時40分~16時20分)

●テーマ:「○○×人づくり・つながりづくり・地域づくり」

●講師:株式会社エールエンジン 岡野 耕兵​
​ 「社会教育士が仕掛ける多世代メディアと学びの再設計」を視点に、株式会社エールエンジン 岡野耕兵氏に講義・演習をしていただきました。生涯学習・社会教育を単なる「講座の開催」から「地域課題解決の仕組み」へ転換させる視点や、課題の性質を見極めて分野・部門などを分類する重要性を学ぶことができました。また、若者やシニアの参画による事例を通じ、技術習得に留まらない関係性づくりの大切さを理解し、地域で実践できる多世代共創プロジェクトの設計手法について考察することができました。
岡野氏① 岡野氏②

●講師:一般社団法人ひろまる多文化共生ネット 代表理事 橘 貴範
 多文化共生の視点から生涯学習・社会教育を考える」を視点に、一般社団法人ひろまる多文化共生ネット 代表理事 橘 貴範氏に講義・演習をしていただきました。外国人住民の実態や抱える課題について、「知る」「つながる」「共に学ぶ」という生涯学習・社会教育の役割から多文化共生について学びました。相互理解を基本に据え、やさしい日本語の活用や地域との協働による実践的な地域づくりの手法について理解を深めました。​​
  橘氏2 橘氏

●講師:広島県立生涯学習センター 社会教育主事 井口 誠文 
 
KPT法(Keep、Problem、Try)を用いた思考フレームワークを用いて研修の振り返りを行いました。これまでの学びや自分の中で生じた変化、新たな気づきを整理し、勤務先に戻ってから取り組んでみたい具体的なアクションや課題について交流を図りました。今回の経験を活かし、それぞれの立場で主体的な実践へつながるきっかけとなりました。

振り返り②

事務連絡、閉会行事(16時20分~16時30分)​

 最後
 本研修の受講証明として発行するオープンバッジの受領方法やアンケート等の事務連絡を行いました。最後は、第1回と同様、受講者全員で手を振ってお互いにエールを送りながら研修を終了しました。
 

アンケート集計 (PDFファイル)(154KB)

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