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令和2年度生涯学習振興・社会教育関係職員等研修【社会教育主事等研修(生涯学習支援編)】報告

研修内容(受講者28名)

日時

令和2年10月9日(金曜日)10時00分~16時00分
※新型コロナウイルス感染拡大防止等の観点から,「集合型研修」に代えて,「オンライン研修(遠隔研修)」として試行的に実施しました。

オリエンテーション(10時00分~10時10分)

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 オリエンテーションでは,前回と同様に本研修で大切にしたい視点について確認しました。
 その後,研修のねらいや日程を確認したり事務連絡を行ったりした後,チャット機能を活用して,意気込み等を交流しました。

行政説明(10時10分~10時40分)
「国・県の施策の動向」
講師:広島県立生涯学習センター 振興課長 松田 愛子

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 社会教育経営編に引き続き,生涯学習支援編においても,国及び広島県の生涯学習振興・社会教育行政の施策の動向について,社会教育主事等の専門的教育職員が常に更新しておくべき最新の情報を中心に行政説明を行いました。 
 なお,当日,研修の様子を5人の広島県教育委員が視察されました。全国的にも全市町等を対象としたオンライン研修は珍しく,コロナ渦においても研修に工夫を凝らしていることについて熱心に視察し評価していただきました。

講義・演習(10時50分~11時50分)(12時50分~15時50分)
「社会教育主事に求められる『支援』の理論と実際
 -参加型学習の実際とファシリテーション技法を中心に-」 
講師:文教大学 人間科学部 人間科学科 准教授  青山  鉄兵

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 本研修は,社会教育主事に求められる役割の整理を踏まえ,今年度から社会教育主事講習規程の改訂によって新設される「生涯学習支援論」を主要テーマとした「現職研修」として実施したものです。
 午前中の講義では,社会教育における「教育」と「学習」の形についてや,事業に「地域づくり」の視点をどう組み込むかについてお話がありました。特に地域づくりが目指す地域や,社会教育ができる地域づくりをイメージすることが大切であり,既存の事業の目的を地域づくりの視点から問い直しながらアレンジしていくことが大切であることをお話していただきました。
 午後の演習では,オンラインならではのワークショップやファシリテーションの可能性を探る機会でもあることを踏まえながら,ブレイクアウトルーム(グループ)機能を活用した意見交流を行いました。講師から事前に配付していただいたPowerPointファイル上で,付箋に見立てたテキストボックスにキーワードを記入していき,その後グループ内でデータを集約して分類していきました。講師から,適宜ファシリテーションのポイントについてコメントを入れていただいたため,社会教育が果たす地域づくりの役割について学びを深めるとともに,ファシリテーションのスキルやノウハウについても同時に学ぶことができました。

事務連絡(15時50分~16時00分)

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 オンラインならではのワークショップやファシリテーションの可能性を十分見出せた研修となりました。社会教育経営編と生涯学習支援編の双方を受講していただいた方も20名近くおられます。今回の研修で学ばれたことを今後の業務に生かしていただければと思います。

振り返りアンケート集計結果 (PDFファイル)(106KB)

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