飲み方いろいろ!「日本酒の楽しみ方」アレンジをご紹介します!
ひろしまで暮らす |
広島といえば、京都の伏見・兵庫の灘と並ぶ日本三大名醸地。東広島市の西条をはじめ、県内各地に酒蔵があり、バリエーション豊富な日本酒が楽しめます。
今や日本国内のみならず、海外にも熱狂的なファンがいる日本酒。そのまま楽しむのもいいけれど、時にはちょっと趣向を変えて味わってみては?
研究員も試した飲み方のアレンジを御紹介します!日本酒初心者の方はもちろん、日本酒が大好きだという方も自分なりの楽しみ方を発見していただけたらと思います。
目次
無形文化遺産に!?世界的に注目されている日本酒
令和4年3月10日 本日開催された無形文化遺産保護条約関係省庁連絡会議において、「伝統的酒造り」をユネスコ無形文化遺産 (人類の無形文化遺産の代表的な一覧表) へ提案することを決定しました。
日本の伝統的な酒造りの技術は、恵まれた気候風土の中で育まれたこうじ菌を使う独特のものであり、日本が誇る文化です。日本人の生活の中で楽しまれ、そして時代とともに進化を続けてきました。
今や、全国1400以上の酒蔵で醸されているといわれる日本酒。様々な種類があり、その楽しみ方も千差万別です。
熱燗?冷や?それだけじゃない!日本酒の楽しみ方
温度を変えるだけで、味わいの変化を楽しめる日本酒。このほかにもちょっとしたアレンジで、日本酒の違った一面も楽しめます。研究員も挑戦した3つのアレンジをご紹介します!
ライムやレモンを搾ってフレッシュな味わいに!
「サムライ・ロック」という、日本酒をライムジュースで割ったカクテルがあります。日本酒とライムジュースを3:1で割って混ぜれば、酸味がきいてさっぱりした味わいに。日本酒の香りをしっかり感じたい場合は、少し果汁を搾ってもいいかもしれません。
研究員は、冷酒おちょこ一杯に、ライム一切れを絞ってみました。日本酒の風味は損なわれず、かつ後口にほんのり柑橘を感じます。お好みで絞る量を調節して、最適なアレンジを楽しむのもいいかもしれません。
また、広島といえばレモンなので、レモンを搾っても爽やかな風味と酸味を楽しめるかもしれませんね。
凍らせて!?シャーベット状に
日本酒をシャーベット状に凍らせた「みぞれ酒」は、一手間かかりますが、味だけでなく見た目も楽しむことができます。
まず、冷蔵庫で冷やした日本酒を、熱伝導の良い金属製の容器にうつし、冷凍庫に入れます。グラスも冷蔵庫で冷やしておきましょう。その後90分ほど冷やし、少し高い位置から日本酒を注ぐと・・・あら不思議!結晶になって注がれます!0度以下の過冷却状態の日本酒に衝撃を与えることで、シャーベット状になるんです。
シャクシャクお酒を食べるのはなんだか不思議ですよね。日本酒の甘い香りと相まって、スイーツを食べているような感覚に。暑い日にキンキンに凍った「みぞれ酒」を楽しむと、やみつきになりそうです。
ホットチョコレートと一緒に!?
意外な組み合わせかもしれませんが、ホットチョコレートも実は合います。牛乳と細かく刻んだチョコレートを耐熱容器に入れてレンジで温めたホットチョコレートに日本酒を少し加えると、アルコールの香りが弱まり、まろやかな味わいに。体も温まって、寒い時期にはぴったりの飲み方です。
ちなみに研究員はホットチョコレートと日本酒を交互に飲んで、日本酒の香りを感じながら、ホットチョコレートと日本酒が舌の上でとろりと交わりあう感覚を楽しむのが好きです。
形式にとらわれない、自由な日本酒を楽しんで
今後ユネスコ無形文化遺産に登録が見込まれ、さらに注目が集まる日本酒。そのまま楽しむのはもちろん、独特の風味が苦手な方や、趣向を変えて普段と違う味わいを楽しんでみたい方は是非、アレンジに挑戦してみてはいかがでしょうか。自分だけの最高の一杯に出会えるかもしれませんよ。