日本酒のアルコール度数はどれくらい?広島の食とのペアリングを堪能しよう!
ひろしまで暮らす |
広島には数多くの酒蔵があり、東広島市西条で造られる日本酒は全国でも特に有名です。
日本酒は和食に合わせて楽しめるだけでなく、最近ではワイン大国フランスの高級フレンチレストランなどで提供される機会も増えており、とても注目度が高まっています。
だけど日本酒は、アルコール度数が高く飲みづらい…というイメージをお持ちの方のいるのではないでしょうか。
今回は日本酒のアルコール度数や楽しむコツについてご紹介します。読み終わったら早速、日本酒が飲みたくなるかも?!
目次
日本酒のアルコール度数はどれくらい?
日本酒のアルコール度数は、銘柄などにより異なりますが、主に15度前後。
これは、酒税法により、「清酒」として、アルコール度数は22度未満であることが決められているためです。
他のお酒と比較するとアルコール度数は高い?低い?
日本酒のアルコール度数を他のお酒と比較してみましょう。
種類 | アルコール度数 |
---|---|
ビール | 5度前後 |
チューハイ | 7度前後 |
ワイン | 12度前後 |
日本酒 | 15度前後 |
焼酎 | 25度前後 |
ウイスキー | 40度前後 |
日本酒が15度前後であるため、ビールやチューハイなどと比較すると高いものの、焼酎やウイスキーよりは低いことが分かります。
なぜ日本酒のアルコール度数は高い?
ビールやワインと同じ醸造酒に分類される中でも、日本酒はアルコール度数が高めです。
理由はその作り方。日本酒は「並行複発酵」という手法によって作られます。1つのタンク内で、原料となる米を糖分に変える「糖化」と、長時間かけてアルコールを排出する「アルコール発酵」の2つの行程を行うことにより、アルコール度数が高まるそうです。
強いお酒が苦手だけど、日本酒を楽しみたい!
日本酒を上手に楽しむコツは、その香りと味を楽しみながらゆっくり飲むこと。
日本酒を飲みながら一緒にお水(和らぎ水)も飲みましょう。和らぎ水は、日本酒を飲んだ後の血中アルコール濃度の上昇を緩やかにする役割があり、代謝を活発にすることで悪酔いを防ぎます。
日本酒の適量はどれくらい?
一般的な成人男性の場合、適度な飲酒量の目安として、1日あたり純アルコール量20g程度とされています。
純アルコール量とは、お酒に含まれるアルコール量であり、同じ量のお酒でもそれぞれに含まれるアルコール量は異なります。
純アルコール量20gの目安として、ビールの場合は500mlですが、日本酒の場合は一合(180ml)となります。
ただし、性別・年齢・体格・体調などにより適度な飲酒の目安は異なります。単純に飲んだお酒の量ではなく、純アルコール量が基準となっていることを理解しておきましょう。
低アルコール日本酒を楽しむ
最近では、低アルコールの日本酒も市場に多く出ており、アルコール度数が10度前後の商品もあります。
炭酸ガスの入ったスパークリングとしても楽しむことができ、強いお酒が苦手な方でも、日本酒を味わえる工夫がされています。飲み過ぎには注意が必要ですが、日本酒が好きな方や興味のある方は是非いかがでしょうか?
広島には、もみじ饅頭やお好み焼、焼きがき、カキフライなど、広島の名物に合う酒質(味や香り)やアルコール度数をあらかじめ設計した低アルコール酒「ひろしま一途な純米酒」があります。
強いお酒が苦手な人でも手に取りやすく、日本酒が苦手な人にでも、飲みやすいお酒です。名物料理に限らず、様々な料理と合いますので、気軽に楽しんでください!
広島は食と日本酒のペアリングが堪能できる
広島は、瀬戸内海の魚介をはじめとしたおいしい食の宝庫でもあり、食と日本酒のペアリングを堪能することができます。
おいしさのあまり、つい飲み過ぎてしまうかもしれませんが、適量を意識して楽しみましょう!