「風邪かな?」と思ったらまず電話!早めの行動でみんなを守ろう
ひろしまで暮らす |
日ごとに寒さが増し、インフルエンザが流行する時期に入りました。この冬はインフルエンザだけでなく、新型コロナウイルスにも気をつけていかなくてはいけません。どちらも風邪症状と同じであり、判別することは難しいものです。少しでも体調に異変を感じたら、迷わず電話しましょう。
「風邪かな?」という症状は重要なサイン
新型コロナウイルス感染症の初期症状は様々。これまでに、次のような症状が報告されています。
- 事例(1) [40代女性] : 発熱(38.2℃)、関節炎、味覚障害
- 事例(2) [30代女性] : 発熱(37.0℃)のみ
- 事例(3) [20代男性] : のどの痛み、鼻づまり、倦怠感
- 事例(4) [20代女性] : 咳、痰のみ
- 事例(5) [50代男性] : 味覚障害のみ
- 事例(6) [40代男性] : 倦怠感のみ
「風邪かな?」を感じたら!まず電話!
発熱等の症状が生じた場合には、
まずは、かかりつけ医など身近な医療機関に電話相談!
かかりつけ医がない場合や、相談先がわからない場合は、
「積極ガードダイヤル」へ相談!
積極ガードダイヤル (受診・相談センター) では、診療・検査ができる医療機関を速やかに案内してくれます。夜間・休日も対応しています。
全国トップレベルの医療体制を整備
検体採取可能な医療機関は県内全市町に!
現在、県内で全市町の900を超える (追記:2020年12月1日現在 1,016施設) 街のクリニックや診療所がコロナの検体採取に対応しています。これは全国トップレベルの整備数!そのクリニックで対応できない場合でも、診療・検査ができる医療機関を紹介してもらえます。
医療機関では感染防止対策を徹底
医療機関に行くことで、新型コロナウイルスに感染するのでは?という不安をお持ちかもしれません。医療機関では、次のような様々な感染防止対策を徹底していますので、安心して受診してください。
- 事前予約制の実施や動線の確保
- 外来患者に対する体温測定や問診
- 新型コロナウイルス感染症が疑われる方を専用の待機場所へ案内
- 医療従事者のサージカルマスク着用、患者との接触前後の手指消毒
軽い風邪症状だと思って、医療機関を受診せずに我慢する方もいらっしゃるかもしれませんが、家族や同僚の方へ感染したり、クラスターが発生してからでは遅いのです。とにかく、「風邪かな?」と思ったら、かかりつけ医か積極ガードダイヤルへ相談をお願いします。