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絵本を通して自然の世界へ

 絵本を通して自然に関心を持つきっかけを作り、公園などの身近な場所に出かけて、自然を楽しむ遊びです。

 四季折々の自然を発見することで、豊かな感性が育まれるかもしれません。

遊び方

1 絵本を読む
 葉っぱ(などの自然)をテーマにした絵本を読み聞かせする。(準備物参照)

2 絵本に出てきた葉っぱなどを探しに出かける。
 近くの公園など、身近な自然の中で、絵本に出てきた葉っぱやその友達などを探すためにお散歩に行く。
葉っぱ探し

3 選んだ葉っぱの仲間さがしをする。
 選んだ葉っぱを並べて、大きさ、色、触った感じで分類したり、葉っぱと仲良しの生き物や木の実を探したりする。
仲間さがし

<準備物>
・絵本(自然体験と関連のある絵本・葉っぱや虫が出てくるなど)
 例えば…
 「はっぱじゃないよぼくがいる」 姉崎一馬 文・写真 / アリス館 出版
 「だって春だもん」 小寺卓矢 写真・文 / アリス館 出版
 「どんぐりころちゃん」 みなみじゅんこ 作 / アリス館 出版
 「森の顔さがし」 藤原幸一 作 / そうえん社 出版
 「ふゆめ がっしょうだん」 冨成忠夫 写真 / 茂木透 写真 / 長新太 文 / 福音館書店 出版
 「もりのてぶくろ」 八百板 洋子 文 / ナターリヤ・チャルーシナ  絵  / 福音館書店 出版
・葉っぱなどを入れる袋(広告紙や牛乳パックで作ることで遊びがより楽しくなりますよ)

ご家庭で遊んでみましょう!

ポイント

 園・所への行き帰りや散歩の時などに、家の近くの道ばたなど小さな自然の中で、「前に読んだ絵本に出てきた葉っぱがあるね」と声をかけてみてください。
 また、絵本の読み聞かせの時は、「お散歩中にこの葉っぱの友達の虫さんを見つけたね」など、絵本を読みながら見つけた自然を思い出すなど、親子の会話を楽しんでください。

☆お子さんと楽しむためのヒントはこちら!!☆

・絵本を読む時は、大人のひざの上に抱っこして読むことなど、親子のコミュニケーションを深めましょう。
・お子さんの発見や発言に共感したり、「この葉っぱのどこが好き?」「葉っぱと仲良しのお友達(虫や花など)は誰かな」など、お子さんの考えや興味を広げる声掛けをしましょう。
・同じ絵本も季節を変えて読み、その後自然の中を散歩するなど、季節のうつろいの中で変化するものとしないものを楽しんでみましょう。

留意点

 自然の中で活動する時は、長袖シャツ・長ズボン・帽子・靴下・運動靴を身に着け、ケガや虫刺され、熱中症を予防しましょう!

親子遊びをされた感想

県内の幼稚園・保育所・認定こども園で、このプログラムを用いて親子遊びを行いました。
体験されたみなさんの声を紹介します。

【保護者のみなさん】
・子供と一緒に活動することで、大人が思うことと子供が興味を持つことは違っていることなど、普段の生活では気付かない色々な発見があった。
・身近に今ある物に、興味を持っていつでも楽しめ、想像力や会話のチャンスがあることが分かり、自然の中で親子で会話しながら遊べてとても楽しかった。

【幼稚園・保育所・認定こども園の職員の方々】
・何気ない葉っぱでも色々な遊び方があるのだと参考になった。
・親子がそれぞれ普段気付かないようなことに気付けるなど、一緒に活動することの大切さを感じた。

◆親子遊びの様子

読み聞かせ 探索中 発表中

「絵本を通して自然の世界へ」紹介リーフレット (PDFファイル)(554KB)

【プログラム監修】
NPO法人 ほしはら山のがっこう http://www.hoshihara.org/

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