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令和8年9月7日(月曜日)、 JICA 課題別研修「サヘル諸国・周辺国における地方行政能力強化による強靱な地域・社会形成」のため来日したアフリカ サヘル諸国・周辺国(ブルキナファソ、コートジボワール、マリ、モーリタニア、チャド、ニジェール、ブルンジ)の幹部地方行政官11名が、吉松副知事を訪問しました。
サヘル諸国(サハラ砂漠の南縁に沿って大西洋から紅海まで東西に延びる広大な地域)では、1990年代以降、政変やクーデタが相次ぎ、政治や行政の仕組みが安定せず、公正で効果的な統治が十分に機能していません。2010年代からはテロ勢力が拡大し、地域の治安が悪化。都市部と農村部の開発格差も大きく、地方自治体は複数の危機に対応しきれない状況にあります。その結果、若者の過激主義への傾倒が進み、地域社会の結束と再生力が弱まっています。
こうした課題に対処するため、JICAはサヘル諸国及び周辺国の幹部地方行政官を対象とし、日本の戦後復興や地域開発の経験を学んでいただくことにより、地域社会再建に向けた取り組みに係るリーダーシップが育成されることを目的として、研修を実施しています。
吉松副知事は、歓迎のあいさつで、広島は被爆により尊い命と街を失ったが、国・県・市が連携した行政による復興体制づくりと地域の企業や市民の協力の協力によって、復興を成し遂げ、今では「核兵器廃絶への信念」と「未来への希望」の2つのメッセージを世界に発信している。今回の訪問によって、このメッセージの理解を深め、各国の平和と発展に寄与するとともに、地方行政のリーダーとして広島での学びを活かし、活躍されることを期待していると述べられました。
吉松副知事から記念品が渡されました。
訪問団を代表して、ニジェール・タウア州政務事務総長のヤクバ・ スケラジェ氏(写真左)から、広島での研修に参加できたことに対する謝意が述べられ、また、この研修を通じて行政管理能力を一層強化できると語り、サヘル諸国からの土産品を吉松副知事へ手渡されました。
最後に全員で記念撮影を行いました。