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令和7年度社会教育主事講習[B](広島会場)報告

 この講義は、社会教育法第9条の5の規定及び社会教育主事講習等規程に基づき、文部科学省から委嘱を受け、社会教育主事となりうる資格を付与することを目的として実施するものです。
 国立教育政策研究所社会教育実践研究センターを主会場とし、インターネットを活用した講義の受講や集合形式での講義・演習によって、広島、岩手、宮城、栃木、群馬、千葉、神奈川、新潟、長野、静岡、奈良、鳥取、島根東、島根西、岡山、愛媛、長崎、沖縄の19会場で実施しています。

期間

令和8年1月16日(金曜日)~令和8年2月20日(金曜日)
※うち、広島会場における集合研修は、令和8年2月12日(木曜日)、13日(金曜日)、16日(月曜日)~20日(金曜日)

会場

【広島会場】 広島県情報プラザ

受講者数

【広島会場】 16名
※分割受講者を含む。
生涯学習支援論 16名
社会教育演習 15名
 

主な内容

【演習】生涯学習支援論の一部・社会教育演習の一部

※プログラムの詳細はこちらから (PDFファイル)(356KB)

生涯学習支援論 2月12日(木曜日)、2月13日(金曜日)

【演習】「参加型学習の実際とファシリテーション技法」
<全体進行・グループ指導>
広島県立生涯学習センター振興課 課長 天保 信子
広島県立生涯学習センター振興課 社会教育主事 杉原 直樹
広島県立生涯学習センター振興課 社会教育主事 𠮷長 愛

  生涯学習支援論では、参加型学習を深く理解し、その運営に必要なスキルを習得することを目指しました。

【ねらい】
1.学習支援方法としての参加型学習について演習を通じて総合的な理解を図る。
2.参加型学習の運営に求められるファシリテーションの基礎的な知識・技術の習得を図る。
 具体的には、受講者それぞれが30分間の参加型学習プログラムを企画・立案し、実際にファシリテーターとしてそのプログラムを実施することに取り組みました。

【講習の様子】
1. アイスブレイクで体験学習
 まず、講習全体の流れを確認した後、3種類のアイスブレイク「自己紹介で、い~っしょ」「に~っこり」「この形、何に見える?」を体験しました。それぞれの効果や注意点について意見を交わし、対象者や状況に合わせて柔軟に取り入れることの大切さを共有しました。

2. プログラム作成と協力
 次に、30分のプログラムを実際に体験した後、グループごとにオリジナルの学習プログラムを作成しました。作成中は、他のグループからアドバイスをもらう時間もあり、会場全体で協力しながらプログラムを完成させました。

3. 実践と振り返り
 支援論の最終日には、受講者一人ひとりがファシリテーターとなり、グループで作成した学習プログラムを実演しました。実演後には振り返りの時間を設け、より良いプログラムになるよう改善点を話し合いました。

4. 講習全体の振り返り
 最後に、「プログラムをより良くするための視点」と「ファシリテーターの役割」という2つの視点から全体を振り返り、グループそして全体で学びを共有しました。

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社会教育演習 2月16日(月曜日)~2月20日(金曜日) 

【シンポジウム】※主会場からライブ配信
<テーマ>
「社会教育主事有資格者及び社会教育士の職務の実際」
<コーディネーター>
国立教育政策研究所社会教育実践研究センター職員
<登壇者>
兵庫県教育委員会事務局社会教育課 主任指導主事兼社会教育主事 片田 暁美
埼玉県ふじみ野市教育委員会社会教育課 社会教育係主任・社会教育主事 近藤 彩香
ひとつなぎラボ 代表 鎌田 哲弥

 シンポジウムでは、社会教育主事や社会教育士の皆さんが、それぞれの立場から学びをどのように日々の業務に活かしているかについて発表しました。
 同じテーマであっても、それぞれの立場によって関わり方や視点が異なることが分かり、参加者からは「自身の学びと重ね合わせて聞くことができた」といった声が聞かれました。
 このシンポジウムを通して、受講者は社会教育の多様な側面を深く理解し、自身の専門性向上に繋がる貴重な機会となりました。

【演習】「事業計画立案の実際」
<全体進行・グループ指導>
広島県立生涯学習センター振興課 課長 天保 信子
広島県立生涯学習センター振興課 社会教育主事 杉原 直樹
広島県立生涯学習センター振興課 社会教育主事 𠮷長 愛 
<講評>
広島修道大学国際コミュニティ学部 教授 三浦 浩之

  社会教育演習では、自治体における社会教育の専門家として必要な知識と実践力を養うため、多岐にわたるプログラムを実施しました。

【ねらい】
 「社会教育計画の策定」の視点手順について、演習を通じて総合的な理解を図るとともに、事業計画立案の基本的な知識・技術の習得を図る。

【講習の様子】
1. 社会教育計画の基礎と全体像
 講習の冒頭では、「社会教育計画」の全体像を理解していただくため、自治体における計画の位置付け、構造、内容などについて講義を行いました。これにより、社会教育計画の重要性と基本的な枠組みを学びました。

2. グループワークと課題設定
 次に、事前に提出いただいた課題シートをもとに、4人ずつのグループで各自の自治体情報を共有しました。その後、各グループで「モデル自治体」を選び、以下のテーマから一つを選択して「テーマ設定」を行いました。

・青少年教育
・家庭教育支援
・高齢者に関する教育
・障害者の生涯学習

 テーマ設定後、選定したモデル自治体の社会教育計画や生涯学習推進計画などを参考に、現状の課題や施策に関する情報を収集。それらを分析シートに整理し、課題を明確にしました。

3. 事業計画の立案と検討
 続いて、参加型学習の手法の一つである「ラベルワーク」を活用し、自分たちで考える施策の方向性を検討しました。モデル自治体の特性を踏まえながら、評価指標の作成も行い、計画シートに事業計画案を作成していきました。
 計画作成の過程では、モデル自治体の示す施策や戦略的目標を常に意識し、事業と評価の整合性が取れているかをグループ内で繰り返し検討しました。
 また、作成した計画案については、他のグループからの助言を得る「チェック・リデザイン」の時間を2回設けました。改善点だけでなく、事業の良い点についても活発な意見交換が行われ、受講者同士が互いを認め合いながら演習を進めました。

4. 成果発表会と意見交換
 最終日には、成果発表会を開催しました。各グループは、自治体の社会教育委員に対してプレゼンテーションを行うという設定で、作成した事業計画を発表しました。

・ポンチ絵1枚で事業内容を分かりやすく提示
・解決したい課題と目指す自治体の姿が明確に伝わるよう工夫
・限られた時間の中で効果的な発表を実践

 質疑応答の時間には、お互いの発表に対して活発な意見が交わされ、学びを深める貴重な機会となりました。

5. 講評と今後の期待
 講習の最後には、広島修道大学国際コミュニティ学部 教授 三浦 浩之氏に御登壇いただき、各グループ及び全体に対する講評をいただきました。先生からの的確なご指摘と温かい激励の言葉は、受講者の皆さんの学ぶ意欲を一層高めるものとなりました。

 今回の講習で得た学びを、それぞれの活動の場で最大限に生かし、社会教育の発展に貢献されることを心から期待しています。

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