平成28年度　社会教育主事講習　広島大学

 平成28年８月１日（月）～８月26日（金）まで，広島大学主催の平成28年社会教育主事講習が行われました。科目は，生涯学習概論，社会教育計画，社会教育演習，社会教育特講の４科目です。神奈川県，島根県，山口県，広島県内から40名の受講者が広島大学大学院教育学研究科を会場に熱心に学ばれました。センタ―職員は，社会教育計画と社会教育演習に関わらせてもらいました。

１．社会教育演習「社会教育施設の実地視察」

（１）　実施期日　平成28年８月4日（木）14：15～17：15
（２）　実施場所　広島市中央公民館，広島市青少年センター
（３）　受講者数　18名

２．実地視察の様子

広島市中央公民館	広島市青少年センター

【広島市中央公民館】
○講師：社会教育主事　渡辺　雅司
○広島市中央公民館の事業概要の説明がありました。広島市中央公民館は，広島市内における中区内公民館４館（中央公民館・竹屋公民館・吉島公民館・舟入公民館）の調整公民館の役割を担っておられ，区内公民館との連携等，公民館の具体的な取組などのコーディネートをしておられます。また，区内のネットワーク事業の企画・調整・実施を行っており，資料を提示していただきながら（砂持加勢まつり，原爆慰霊碑めぐり，たくましい広島っ子育成講座など）の事業を中心に御説明いただきました。
【広島市青少年センター】
○講師：広島市青少年センター　主任　熱田　有紀
○広島市青少年センターでは，生涯学習の視点に立ち，青年期に求められる様々な課題解決のための学習機会及び，自主活動の場を提供し，青年の教養を高め，特性や情操を養うとともに，平和で住みよい活力のある広島の創造を積極的に行う人づくりを目指しています。熱田さんからは，社会教育主事としての役割として「担当業務の事業に愛着を持つこと」や「自分なりの社会教育論を持つこと」など，これまでの御経験を踏まえて心に残る講話をしていただきました。

２つの施設では，いずれも，受講者からの質問を受けていただき興味深い内容の御説明を聞き充実した視察となりました。

３．社会教育計画「広報・広聴の理論，実際，課題」

（１）　実施期日　平成28年８月19日（金）13：15～18：15
（２）　実施場所　広島大学大学院教育学研究科（教育学部）
（３）　受講者数　37名
（４）　講師　安芸高田市教育委員会生涯学習課　課長　松野　博志
                 広島県立生涯学習センター　社会教育主事　寺川　博人

４．講義の様子

チラシを作成中	作成したチラシをグループ毎に発表

　「広報・広聴の基礎」の講義の後，「広報・広聴の実際」として，チラシの具体的な作成方法を学び，グループ毎に学習プログラムのチラシを作成しました。
短い時間でしたが，どのグループも自分たちが作成した学習プログラムの内容がしっかりと伝わるチラシが完成しました。最後に，全グループが発表し，松野課長から講評をいただきました。