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令和4年度生涯学習振興・社会教育行政関係職員等研修【学習プログラム研修(第4回)兼 基礎研修受講者・学習プログラム研修受講者合同交流会】報告

研修内容(受講者26名)

日時

令和4年12月16日(金曜日)13時30分~16時00分

交流「学習プログラムの実践について」(13時40分~15時10分)

 交流① 交流② 交流③

 オリエンテーションの後,受講者が今年度実践を行った事業や講座について,交流を行いました。事前課題として作成した「事業シート」をもとに,事業の概要や成果と課題等について,グループ内で紹介しました。事例を紹介した後は,それらの事例に対して同じグループの受講者から質問をしたり,その事例のよいところや改善点等について話し合いました。
 グループ全員の事例紹介が終わった後は,総括討議として,全ての事例で共通している点や話し合いの中で印象に残っている点等について振り返り,協議を深めていきました。
 本研修のねらいとして,学習プログラム研修受講者については,それぞれの実践について交流することで,自らの事例について他の参加者から意見を聞いて深めたり,幅広い事例を知ったりすることが挙げられます。一方,基礎研修受講者については,学習プログラム研修受講者の発表から学ぶことで,自らの取組の参考とすることをねらいとしています。
 グループでの話し合いの際には,それぞれの取組について詳しく聞き取っている姿やお互いに各事例のよいところ等を伝えあっている姿が見られ,本研修のねらいに迫ることができました。

総評「学習プログラムの企画・立案について」(15時20分~15時50分)
講師:
大分大学教育マネジメント機構基盤教育センター 教授 岡田 正彦

 総評① 総評②

 岡田先生からはまず,受講者が実践した学習プログラムについて,工夫されている点の紹介がありました。講座後も関わり続けられるような関係づくりに取り組んでいる点や他団体との連携を通してよりよい事業としている点,プログラムの中に振り返りを効果的に取り入れている点等について,詳しく解説していただきました。
 その後,学習プログラムを企画・立案する際のポイントについて講義がありました。学習プログラムの開発を行う際には,趣旨や学習ニーズ,先行事例,教育資源等の諸条件(インプット)を明らかにした上で時期や内容,方法等を検討する必要があること,学習プログラムの成果についてデータを収集する際には,受講者数や学習満足度等のアウトプットに加え,外部社会で測定される間接的・波及的成果であるアウトカムについても視野に入れておくことが大切であること等について学びました。加えて,学習プログラムの受講終了をゴールとせず,そのプログラムでの学びを地域の中で活用し,またそこで生まれたニーズに基づいて学習するといった,学びと実践のサイクルを回すことも重要であるということを学びました。
 最後に,事前に受講者から頂いていた質問に対する回答が述べられました。講座の求めるターゲット層に参加を促すための手法や他部署との連携のコツ,講座におけるワークショップの活用方法等について,助言をいただきました。

 受講者からの評価

振り返りアンケート集計 (PDFファイル)(270KB)

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