本文
講義・演習「学習プログラム作成の基本」
講師:大分大学教育マネジメント機構基盤教育センター 教授 岡田 正彦
講義・演習「地域情報・地域課題の見える化」
広島県立生涯学習センター 振興課 主任

講義・演習「学習プログラム作成の基本」では、大分大学教授の岡田正彦先生に「学習プログラムのアウトライン検討」「学習プログラムデザインの実際」「学習プログラム検討の視点・その後の展開」について御講義をいただき、モデルプログラムのデザインに取り組みました。
学習プログラムを作成するために必要なインプットの整理から始まり、学習プログラム作成の前段階として、テーマや目的、参加者、学習内容等のラフ・スケッチを作成することの大切さについて学びました。次に、ラフ・スケッチをもとに具体的な学習プログラムを作成するために検討すべき項目を、一つずつ確認しました。さらに、学習プログラムの内容を精選することや、学習プログラム終了後の展開についても解説されました。モデルプログラムのデザインでは、防災をテーマに学習プログラム案を作成し、グループに分かれて意見交流を行うことで学びを深めました。
講義・演習「地域情報・地域課題の見える化」では、はじめに、第11期及び第12期の中央教育審議会生涯学習分科会で示された議論の整理をもとに、現代における地域課題について説明しました。その後、受講者それぞれが地域を設定し、ワークシートを使って、地域情報の整理や地域課題の見える化に取り組みました。
受講者からは「学習プログラムを作成する上での基本的な考え方を学ぶことができた。」「地域情報・地域課題の把握が大事であることが分かった。」といった振り返りがありました。
演習「学習プログラムの作成」
演習「学習プログラムの交流」
演習「学習プログラムのリデザイン」
演習支援者:
広島市二葉公民館 主事 坂口 英司
東広島市教育文化振興事業団(豊栄生涯学習センター) 学びコーディネーター 林 和美
府中市南公民館 館長 西垣内 香代
世羅町小国自治センター センター長 風呂 久美
第2回の研修は、西部会場と東部会場をオンラインで結び、2会場同時進行で研修を行いました。また、広島市、東広島市、府中市、世羅町から、地域で実際に学習プログラムの実践に携わっている方々に、演習支援者として参加していただきました。
演習「学習プログラムの作成」では、学習目的と学習目標の関係性、評価項目の設定、アウトカムへの意識等、作成時に注意すべき点等の説明を受け、学習プログラムを作成していきました。
演習「学習プログラムの交流」では、作成途中の学習プログラムについて、グループや全体で参考になった点や工夫できそうな点、悩んでいる点を共有しました。また、全体をとおして、演習支援者の皆様から御助言をいただきました。
演習「学習プログラムのリデザイン」では、グループでの意見交流や演習支援者からの御助言等を踏まえながら、学習プログラムの加筆修正を行いました。
受講者からは「実際に作成することで手順や考え方が分かった。」「自分が気が付かなかったことを指摘してもらえた。」といった振り返りがありました。
発表「学習プログラムの発表」
総評「学習プログラムの企画・立案、評価、リデザイン」
講師:大分大学教育マネジメント機構基盤教育センター 教授 岡田 正彦
第3回の研修も、西部会場と東部会場をオンラインで結び、2会場同時進行で研修を行いました。
前半は、受講者それぞれが作成した学習プログラムを発表し、グループで意見交流を行いました。発表後の質疑応答では多くの質問や意見が出され、活発な話し合いが行われました。発表者は、グループ内の他の受講者からのフィードバックを受け、自分の学習プログラムを様々な視点から振り返る機会を得ることができました。
その後、西部会場と東部会場をつなぎ、代表者5名による全体発表を行いました。また、それぞれの発表に対して、当センターの社会教育主事等がコメントし、学習プログラムについての学びを深めました。
後半は、大分大学教授の岡田正彦先生に総評をいただきました。岡田先生がピックアップしたいくつかの学習プログラムについて、その計画の良さや改善点等を紹介していただきました。学習プログラムの善し悪しは担当者本人では実感しにくいため、複数の視点から検討・協議することが大切であるとお話しいただきました。
受講者からは「他の受講者の学習プログラムを見聞きし、自分にはない視点があったため、とても参考になった。」「人前で発表することにより、自分の伝えたいことが整理できた。」といった振り返りがありました。
全3回の研修には、多くの交流時間がありました。受講者にとって、他の受講者との交流が、今後に向けての励みや刺激となったように感じられました。
今回作成した学習プログラムが一つでも多く実施され、地域課題の解決に寄与することを期待しています。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)