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ワインを選ぶ女性

広島県産品を選んで買おう「BUYひろしま」

ひろしま自慢 |

みなさん、買い物の際に意識していることってありますか?「価格が安いものを買いたい」、「多少高くてもデザインが気に入ったものを選びたい」など、それぞれ意識していることは違いますよね。

わたしが意識しているのは「なるべく広島県産の製品や商品を選ぶこと」!今回は、広島県産の製品を選ぶ良さをお伝えしたいと思います!

広島県産を選ぶ!メリットはあるの?

自分一人の買い物で、広島県産品を選ぶメリットってあるのかな…と思われる方が多いと思います。

「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないですが、広島県産の製品がたくさん売れると、関連企業をはじめ様々な業種の生産が拡大され、そこで働く人の所得が増え、消費が増えるといったような好循環が生み出されます。

広島県産の製品の消費拡大は、私たちの生活を豊かにするだけでなく、県内経済の活性化にもつながります。

一人一人の「広島県産を選んで買おう」という心がけが、広島県を支えていく第一歩です。

迷ったら広島県のものを買おう!県内で有名なものって?

いざ、広島県産を買おうと思っても難しい…。まずは広島で有名なものをおさらいしてみましょう!

広島のお酒

ワイン

広島のワイン

日本三大酒どころとして知られている広島県ですが、実はワインの生産地としても有名。国産ワイン人気が高まりつつあり、広島県内においても、ワイナリー各社が独自のワインを作っています。

2023年5月に行われたG7広島サミットおいては、様々な機会において広島県産ワインが提供されました。

広島県産ワインの新酒の主な特徴は、ブドウの収穫後、短期間で熟成させるため、フレッシュかつフルーティーな味わいに仕上がっていることが挙げられます。

広島の白ワインと牡蠣がとても合うので試してみて!

日本酒

広島は、県内各地に酒造があり、酒造りが盛ん!特に、東広島市西条は、京都の伏見、兵庫の灘と並び、「日本三大酒どころ」といわれています。

県内で湧き出る水は軟水が多く、酒造りには向かないと言われてきましたが、色々な苦労を乗り越えて、今に至るんだとか。

広島の日本酒は、きめ細かな味わいが特徴で、甘口、辛口、淡麗、濃醇まで個性的なお酒がそろっています。

酒蔵と蔵人

なぜ、広島が三大酒どころに? 発展を支えた先人の功績

広島の酒造りは明治時代に躍動します。「三大酒どころ」と称されるようになるまでには様々な困難がありましたが、いかにして乗り...

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自動車

広島の自動車

広島県の製造品出荷額の中でも約3割を占めているのが、「輸送用機械器具製造業」。「輸送用機械器具製造業」と聞くと難しく聞こえますが、乗用車やトラック、バスの車体などを製造する、自動車関連の会社です。

実は広島県内には、自動車関連の会社はなんと250社以上! 1台の車をつくるのに、小さなネジまで含めると約3万個の部品が必要になるそう。

車を作るのにも、売るのにも、そして整備にも、たくさんの会社、たくさんの人が関わっています。

広島県のものづくりを支えているのは、まさに自動車産業といっても過言ではありませんね。

広島の針

広島県の縫い針、まち針の国内シェアはなんと9割以上!針のパッケージを見たら、あれもこれも広島だったということも。

広島の針の製造の歴史は、300年以上前、武士の手内職として普及したことから始まりました。以来、品質の向上や製造の効率化などを図り、地場産業として名を知られるようになりました。

広島の針は、針穴が大きめだったり、曲がりにくいなど、品質にこだわって作られており、針職人によってその伝統的な針づくりの技術が受け継がれています。

広島が針の名産地だなんて、知らなかった…!

お土産にも是非、広島県産の工芸品を選んでみて!

熊野筆

安芸郡熊野町では、毛筆、画筆、化粧筆などが主に生産されています。1975年 (昭和50年) に県内で初となる国の伝統的工芸品に指定され、技術と伝統が受け継がれています。

毛筆、画筆、化粧筆のいずれも全国一の生産量を誇り、特に化粧筆は日本国内だけでなく、海外でもとても人気です。

その人気の理由は、品質の高さ。熊野筆を作る職人たちは、長年の経験を頼りに一本の筆を丹念に仕上げています。こうした熊野の筆づくりには伝統工芸の技が脈々と息づいています。

熊野の化粧筆

広島初の伝統的工芸品。世界からも注目される熊野筆ってどんな筆?

日本はもとより世界的からも注目を集める熊野筆。伝統と技術が裏付ける品質の高さは、ハリウッドで活躍するプロからもお墨付きな...

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宮島焼

宮島焼

広島は焼き物も有名!その中で特に名が知られているのが、広島県指定伝統的工芸品の宮島焼です。

宮島焼は、江戸時代から焼かれ始めたと伝えられ、厳島神社本殿下の砂を粘土に混ぜて焼いたことから「お砂焼」の名でも知られています。

厳島神社の砂を混ぜて焼くといったその背景から、お守りとしての風習と、伝統技法を今に伝える存在であり、縁起物としても知られています。

現在では、100年以上の歴史を大切に、宮島焼としての技法や思いなどの伝統は守りながら、時代に合わせて、気軽に宮島焼を楽しんでもらえるようなカジュアルなものも作られています。

伝統技法を今に伝えることはもちろん、お礼や感謝の気持ちが込められた縁起物として長く親しまれています。

宮島焼 (みやじまやき)

広島県産品を選びたい!どうやって選べばいい?

BUYひろしま

いざ広島県で作られたものを買いたいな、と思ってもどうやって調べたらいいんだろう…?そんなときに便利なのが「BUYひろしま」!

広島が誇るオンリーワン・ナンバーワン商品の紹介があったり、「ひろしま製品」の中から魅力ある製品を検索したりできるとても便利なサイト。ぜひこのサイトを使って調べてみてくださいね。

また、7月と12月は「BUYひろしま強化月間」!「選ぶなら 身近な良いもの ひろしま製品」をスローガンに、県内製品の愛用を通じて地域経済の活性化を目指しています。

ぜひ、色々なひろしま製品を探して、買って、愛用してみてくださいね。 (研究員もさっそく熊野筆を自分にプレゼントしました)

私たちの心がけが、広島県を支えていく

私たちが買い物をするとき、できる限り広島県産品を選ぶことを心がけてみませんか。まわりまわって自分に還ってくることに繋がるかも。

一人一人の心がけが、私たちが育ち、住み、働いている広島県を支えていく一歩になりますよ。