最新XBB対応の新型コロナワクチン接種はいつから？対象者は？
毎年、秋から冬にかけて感染症が流行しやすくなります。今年の感染症対策はできていますか？
この記事では、9月20日から始まったXBB対応の新型コロナワクチン接種の効果や対象者、接種方法について、具体的に紹介していきますので、接種を悩んでいる人はぜひ参考にしてください。 (記載は2023年9月時点の情報に基づくものです)
目次
XBB対応ワクチンとは？
9月19日まで接種が行われていたワクチンは、元々の従来株とオミクロンBA系統の株に対応したワクチンでした。
しかし、現在はオミクロン株が更に変異した、オミクロンXBB.1系統の株が流行の主流になっています。そのため、9月20日からは、接種の効果をより高めるため、オミクロンXBB.1系統の株に対応したワクチンの接種を実施しています。
XBB対応ワクチンの効果
現在、流行しているXBB.1系統の株に対応したワクチンを用いることで、より高い中和抗体価の上昇等による、重症化予防効果の向上が期待されます。
接種を受けるには？
接種対象者
9月19日までの追加接種は、高齢者の方や基礎疾患のある方、医療従事者の方のみが接種可能でしたが、9月20日からは、すべての方が接種可能となりました。
初回接種 (1･2回目接種※) がお済みでない方も、XBB対応ワクチンで初回接種を終了し、3か月経過後に追加でXBB対応ワクチンを1回接種することができます。
※6か月～4歳の方は1～3回目の接種
接種券入手方法
接種券は、住民票を登録している市町からお知らせとともに送られてきます。未使用の接種券をお持ちの方は、未使用の接種券でXBB対応ワクチンの接種ができます。 (江田島市では、新たに送付される券のみ使用できます)
もし、接種券を紛失した場合は、お住まいの地域の担当課にご連絡していただき、再発行の手続きをとってください。
接種場所
広島市や福山市などでは、引き続き、集団接種会場も設置します。どこで接種が可能かについては、接種券に同封されているお知らせまたは各市町ホームページをご確認ください。
【Q＆A】XBB対応ワクチン
(Q1) 初めてのワクチン接種でも、XBB対応ワクチンは打てる？
打てます。9/20以降に1･2回目接種を受ける場合、基本的にはXBB対応ワクチンを接種することになります。
(Q2) 今回の追加接種で、XBB対応ワクチンは何回接種できる？
現時点では、9/20～3/31の期間中に一人1回の接種となります。
(Q3) 5類移行後に追加接種を受けたけど、まだ接種が必要？
5/8～9/19に追加接種を受けた方は、高齢者の方、基礎疾患を有する方など重症化リスクが高い方ですので、今回も接種をおすすめしています。
(Q4) 高齢者や基礎疾患がある人以外や子どもも、受けるべき？
XBB対応ワクチンの接種により、現在流行しているオミクロンXBB.1系統の株への免疫を増加させることが期待できます。ご本人や保護者の判断に基づいて、接種をご検討ください。
(Q5) なぜ5類移行後に、ワクチン接種しないといけないの？
5類移行後も感染は収束していないのが現状です。令和5年度は重症化予防を目的として、接種を希望する方が引き続きワクチン接種を受けられる体制を整えています。
冬の感染拡大に備えて
コロナでの移動の制限などもなくなり、人の往来が増えた結果流行が広まっています。冬になると再度流行が広がる恐れがあるため、今のうちにワクチン接種をして重症化リスクを軽減しておきませんか？
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