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コロナワクチンの接種 イメージ

ワクチンの正しい情報、知ってますか?きちんと判断しよう!

ひろしまで暮らす |

7月25日時点で、広島県内で1回目のワクチン接種を受けた人は、県民のおよそ35%、2回目は25%で、接種が進んでいるところです。ただワクチンの副反応について、SNSなどで様々な情報が溢れていて、特に若い方は接種による体への影響を不安に思っている方も多いかもしれません。今回は接種後の副反応や、将来の体への影響について徹底解剖。ワクチンの正しい情報を知った上で、冷静に判断したいですね!

ワクチンの画像

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頭痛の女性 イメージ

広島県のコールセンターに寄せられるワクチン接種の専門的な質問で最も多いのが、接種後の発熱や頭痛などの対応についてです。接種後に頭痛や発熱の症状が出る場合がありますが、発熱があった場合は解熱剤を飲むなどして、様子をみてください。2~3日で自然とよくなることがわかっています。もし長引くようであれば、かかりつけ医や最寄りのクリニックなどを受診してください。

市販薬を飲んでも大丈夫?という声もよく聞かれますが、一般的に市販されているアセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェンなどの解熱鎮痛剤を使用することができます。なお、他のお薬を飲まれていたり、病気治療中であったり、妊娠中・授乳中の場合は、かかりつけ医や薬剤師にご相談ください。

“ワクチンで不妊”ってホント?

お腹をおさえる女性 イメージ

「何年も経ってから副反応が出るという噂がある」と、将来の妊娠への影響について不安に感じている方もおられると思います。厚生労働省によると、ワクチンの mRNA (メッセンジャーRNA) という成分は数分から数日で分解されるため、人の遺伝情報に組み込まれることはありません。妊娠計画中、妊娠中、授乳中でもワクチンを接種できます。

また、妊娠後期に新型コロナウイルスに感染した場合、重症化リスクが高くなるとも言われているため、ワクチン接種のメリットが考えられます。いま妊娠されている方も含めて、様々なネット情報を鵜呑みにせずに、まずはお医者さんにご相談ください。

若いからワクチンを打たなくも大丈夫?

若いから打たなくても大丈夫と思っている方もおられるかもしれません。しかし、若い方でも、新型コロナウイルスに感染して重症化する方や、後遺症が出ている方もおられます。ワクチン接種は、死亡者や重症者の発生を出来る限り減らし、感染拡大を防止することにもつながります。多くの方が接種することで、集団免疫を獲得でき、コロナ禍以前の日常に早く戻れるというメリットもあります。

また、忘れてはいけないこととして、持病があるため打ちたくても打てない方もいらっしゃいます。そういった方への差別は絶対にしないようにしましょう。

郵送されるワクチン接種券 イメージ

ワクチンは1回接種しただけでは十分な免疫は付きません。2回目の接種をして免疫ができても感染をしないわけではないので、ワクチンを打ってもひきつづき基本的な感染予防対策をしっかりしていきたいですね!

ワクチンに関しては様々な噂や情報が溢れていますが、正しい情報を知ることが大切です。自分にとって、接種することはメリットなのかデメリットなのかを考えて、冷静に判断したいですね。