【最新】オミクロン株対応ワクチン接種はいつから?対象者は?接種方法は?
オミクロン株対応ワクチンについて、一般の方への接種も始まっていますが、接種しようか悩んでいる人や、接種したいけど自分が対象かどうか分からない人もいると思います。
この記事では、接種対象者や方法について具体的に紹介していきますので、接種を悩んでいる人はぜひ参考にしてください。(記載は2022年11月時点の情報に基づくものです)
目次
オミクロン株対応ワクチンって何?
オミクロン株対応の新型コロナワクチンは、当初流行した「従来株」のウイルスに対応する成分と現在流行の中心となっている「オミクロン株」のウイルスに対応する成分の2種類が含まれています。そのため、より多様な新型コロナウイルスに反応すると考えられています。
オミクロン株対応ワクチンの効果
現在流行しているオミクロン株に対応した成分が含まれるため、従来型ワクチンを上回る重症化予防効果や、持続期間が短い可能性はあるものの、感染予防効果や発症予防効果も期待されます。また、2種類の異なる成分から得られる多様な免疫反応は、今後の変異株に対して有効である可能性がより高いと期待されます。
接種対象者
ワクチン1・2回目接種を完了した(3・4回目まで完了した人も含みます)12歳以上の方で、前回の接種から3か月以上経過している人が1回のみ接種可能です。
1・2回目接種がまだの方は、オミクロン株対応ワクチンを接種できませんので、まずは、従来型ワクチンによる1・2回目接種をご検討ください。
接種券の入手方法
オミクロン株対応ワクチンの接種は、これまでに送られている3回目・4回目の接種券を使って接種できます。3回目又は4回目までの接種が終わっていて、今後新たに接種券が発行される方には順次お住まいの市町から接種券が届きます。
ただし、江田島市、庄原市にお住まいの方には接種の対象者全員に新たな接種券が送付されています。
もし接種券を紛失した場合は、お住いの市や町の担当課に御連絡していただき、再発行の手続きをとってください。
どこで接種できるの?
これまでと同様に、市町が設置する集団接種会場や医療機関で接種することができます。広島県在住の方なら、お住まいの市町以外の医療機関でも接種可能です。
市町によって予約方法が異なりますので、以下のリンクよりご確認ください。
無料の接種期間はいつまで?
現時点では、2023年3月までが無料接種期間です。3月までにオミクロン株対応ワクチンの接種をするためには、2022年の年末までに従来型ワクチンで2回目までの接種を終える必要があります。
子どもにも接種できるの?
オミクロン株対応ワクチンは12歳以上が対象です。11歳までのお子さんは、生後6カ月から4歳の乳幼児用、5歳から11歳の小児用、それぞれの年齢に応じた従来型ワクチンを接種してください。
【Q&A】オミクロン株対応ワクチン
(Q1) これまで一度もワクチン接種してなくても、オミクロン株対応ワクチンを接種できる?
できません。まず、従来型ワクチンを2回接種して、その後3回目で、オミクロン株対応ワクチンの接種が1回だけ可能となります。
(Q2) 従来型ワクチンとの違いは?
従来株 (新型コロナウイルス感染症発生時の株) に由来する成分だけでなく、オミクロン株に由来する成分の両方を含んでいることです。
(Q3) 他のワクチンとの同時接種は可能?
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種は可能です。それ以外のワクチン (例えば肺炎球菌ワクチンなど) は、新型コロナのワクチン接種の前後2週間は接種することができません。インフルエンザ以外のワクチン接種を受ける予定のある人は計画的な接種をお願いします。
また、広島県の市町が設置している集団接種会場ではインフルエンザワクチンの接種は行っていません。同時接種を希望する場合は、医療機関に同時接種が可能かどうか、予約の際に確認してください。
(Q4) 接種時に気を付けることは?
腕を出して接種しやすい恰好になれる服装でお願いします。また接種後は、発熱や倦怠感といった副反応が出る可能性もあるので、体調の変化がないかどうか、注意してください。
冬の第8波に備えて
ここ2年は、年末年始に新型コロナの感染拡大が起こっています。第8波に備えて、リスクの高い方以外の方も、正しい情報に基づいてオミクロン株対応ワクチンを接種するかどうか検討してください。
また、この冬はインフルエンザの同時流行も懸念されているので、インフルエンザワクチンの接種もあわせてご検討ください。