
広島のどこで献血ができるの?まるで“カフェ”な献血ルームも!
最近、コロナ禍で献血者の数が減少し、このままの状況が続くとがん等の治療に必要な血液の安定供給に支障をきたす恐れがあると言われています。ではいざ献血をしたいと思ったとき、どこで献血をすることができるのでしょうか。
広島県内で献血ができる場所をご紹介し、また現在広島市内にある献血ルームで実施している高校生にとって嬉しいキャンペーンについてもご案内します。
広島で献血する方法は2通り!
献血と言えば、献血バスをイメージする方が多いかもしれませんが、広島市内には「献血ルーム」が設置されています。
その1 献血バスを利用する

バス車内で献血ができる「献血バス」が広島県内の地域・企業・学校などを巡回しています。400mL献血にご協力いただける方は、運行スケジュールにて献血会場と受付時間をご確認ください。
その2 献血ルームを訪問する
広島市内にお住まいの方や通学通勤で日常的に広島市に行く機会がある方は、市内2ヶ所 (本通と紙屋町) に設置している献血ルームをぜひご利用ください。
混雑緩和のため土日祝日の午前中は完全予約制です。当日の予約も可能なので献血ルームにお問い合わせください!

献血ルーム「もみじ」

- 所在地
- 〒730-0035 広島市中区本通6-11明治安田生命広島本通ビル1・2F
- 電話
- 0120-634-150 (フリーダイヤル)
- ウェブサイト
- 献血ルーム「もみじ」
献血ルーム「ピース」

- 所在地
- 〒730-0031 広島市中区紙屋町2丁目3-20ソシオスクエア紙屋町4F
- 電話番号
- 0800 -2009-150 (フリーアクセス)
- ウェブサイト
- 献血ルーム「ピース」
献血ルームって、どんな場所?

「献血に行ってみたいけど、ちょっと不安…」という献血初心者の方には、献血ルームがおすすめです。広島市内にある献血ルームは、雰囲気もよく、リラックスしながら献血ができますよ。
まるでカフェのような雰囲気!
実際に、訪問させていただいたところ、開放感に溢れるオシャレな雰囲気は、カフェのような空間でした。飲み放題のドリンクサービスのほか、献血後にはアイスも楽しむことができるそうです!

スマートフォンの充電ができるコンセントやWiFiも完備。受付の方や看護師さんたちも優しく丁寧に対応してくださって、とてもウェルカムな雰囲気でした。献血初心者の方も安心して気軽な気持ちで訪れてみてください。
高校生限定の嬉しいサービスも!?

2023年1月から3月の期間限定で、「18G (ゲージ) を乗り越えろ! 」というキャンペーンが実施されています。「18G (ゲージ) 」というのは献血に使われる注射針の太さのこと。
全国調査でも「針を刺すのが痛くて嫌だから」が献血をしたことがない理由の第1位となっていますが、チクッとするのはほんの一瞬です。
キャンペーン期間中に、県内の献血ルームに献血に来てくれた高校生に、選べる美味しいお菓子のプレゼントがあります!また献血したことをSNSに投稿すれば、その場でもう一つお菓子をゲットできるそうですよ!この機会にチャレンジしてはいかがでしょうか。
予約はアプリで簡単に!

2022年9月に日本赤十字社が献血カードのアプリ「ラブラッド」をリリースしたのをご存知ですか?献血記録の確認や献血の予約ができ、限定グッズがもらえるポイントも貯めることができますよ!献血ルームに行く前に簡単に予約ができるので便利ですね!ぜひご利用ください!
あなたの気持ちが誰かのエールに
コロナ禍でイベントの中止やリモートの普及により集団献血が減少し、「献血離れ」が加速しています。県内の令和3年度の総献血者数は令和元年度に比べて約7,000人も減少しました。
特に若年層が減少しており、10代~30代の献血者数はこの10年間で約32%も減少しています。このままでは将来、がん等の治療に必要な血液の安定供給に支障をきたす恐れがあると言われています。

特に冬は他のシーズンと比較して献血者が減少する傾向にあるため、献血への協力が広く呼びかけられています。献血でいただいた血液は、がんや血液疾患等の継続的な輸血を必要とする患者さんに毎日使われています。長期の保存ができない血液を毎日確保するためには、皆さんからの協力が必要です。
あなたの優しい気持ちが、輸血を必要とする方の力になっています。身構えなくても大丈夫なので、気軽な気持ちで献血に足を運んでみてはいかがでしょうか。