
あなたはどこに避難しますか?コロナ禍の避難を5分でおさらい!
ひろしまで暮らす |
平成30年の7月豪雨災害から3年を迎えました。多くの人命が失われ、土砂災害が頻発するなど、日常生活に大きな影響が及びました。被害の記憶が薄れつつある今、あらためて日々の防災対策や、コロナ禍での避難行動についておさらいしてみましょう。
コロナ禍では「分散避難」を
「避難」と聞くと避難所への避難を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、避難所ではなくとも、安全に過ごせる場所であれば自分の身を守ることはできます。
例えば、お近くの親戚や友人の家が適切な避難場所になることもありますし、時には車の中や、どこにも移動せずに自宅にいることが避難になることもあります。災害が起きる前に避難所以外の安全な避難先を考えておき、いざというときにすぐに行動できるようにしておきましょう。

もちろん最適な避難先が避難所である方もいらっしゃると思います。その場合に、このご時世避難所の混雑具合が気になりますよね。
県ではコロナ禍でも少しでも安心して避難先に避難することができる「VACAN MAPs (バカンマップス)」というサービスがあります。避難所の混雑具合が、リアルタイムで更新されています。

「空いています」「やや混雑」「混雑」の3段階で混雑状況がアイコン表示されており、一目で混雑具合を確認することができます。
以前ひろしまラボでも「VACAN MAPs」を取り上げていますので、ぜひご覧ください!
避難したいけど密も心配…。そんなときは避難所の混雑状況をチェック!
警戒レベル4で危険な場所から全員避難!
今年5月、災害対策基本法が改正されました。これまであった避難勧告は無くなり、避難指示 (警戒レベル4) に一本化されました。避難指示は、危険な場所からの全員避難です。

避難に時間がかかってしまう方は、レベル3で早めの避難をお願いします。
作ってみよう!マイ・タイムライン

「避難する場所」「避難を始めるタイミング」が確認出来たら、ご家族で話し合ってマイ・タイムラインを作ってみてはいかがでしょうか。
デジタル版ではマイ・タイムラインは「台風」「大雨」「急激な豪雨」の3つの気象情報からシートを選ぶことができます。
ひろしま県民だより夏号でコロナ禍の避難行動をもっと詳しく!

コロナ禍の避難行動についてもっと知りたい方は、7月1日発行のひろしま県民だよりをチェックしてください。「みんなで減災」推進大使の勝丸恭子さんのインタビューも掲載しています。
ほかにも、今春新たに開学した叡啓 (えいけい) 大学の有信学長に対するインタビュー記事の掲載、地域で子供たちを育む仕組みづくり「ひろしま版ネウボラ」の取り組みも紹介しています。
ひろしま県民だより夏号は、7月1日の新聞折り込みや、コンビニ・スーパーなどのパンフレットラックで入手できる他、広島県のホームページでWEB版もご覧いただけます。