
味わいたい!国産レモンを使った新しいお酒の楽しみ方
ひろしま自慢 |
広島県庁舎の敷地内に、レモンの木が植えられているのをご存知ですか?このレモンの木は、生産量日本一の広島県を象徴するものとして、2013年に県内の生産者団体から寄贈されたもの。それから毎年、多くの実をつけています。

広島が誇る特産品「レモン」
広島県のレモン栽培は、明治時代に豊田郡大長村 (現在の呉市豊町大長) で、ネーブルの苗木に混入していたレモンの苗木3本を試しに植えたのが始まりといわれています。瀬戸内の気候がレモンの栽培に適していたことなどもあり、現在では国内生産量の5割以上を占める全国一のレモン生産県になっています。
広島県のホームページでも、栄養価の高い県産レモンを使ったおいしくてヘルシーなとっておきレシピを大公開しています。「牡蠣と豚肉のレモンみぞれ鍋」「レモン酸辣湯」など、これから冬にかけて食べたい料理が目白押し。
今回ぜひご紹介したいのは、「瀬戸内ひろしまレモン×ホワイトビール」という新たな「広島スタイル」。県産の「瀬戸内ひろしまレモン」をホワイトビールに搾って飲む、広島ならではの楽しみ方です。

通常、ビールには大麦麦芽を使いますが、ホワイトビールは小麦麦芽を使っていることが特長。味わいはやわらかくまろやかになり、色味は白っぽく濁ります。そのホワイトビールに広島県産のレモンを加えることで、苦みの少ないさわやかな味わいながらも、口中に広がるレモンの香りと酸味で後味はすっきり。ビールの苦みが苦手な方でも楽しめそうですよ。お好み焼や、牡蠣など広島の食にも合いそうですね。想像するだけでお腹がすいてきます。
※ ホワイトビールにレモンを合わせる飲み方は、ヨーロッパでは一般的な飲み方です。
この「広島スタイル」という楽しみ方は、キリンビール株式会社が県産レモンを扱う広島県果実農業協同組合連合会と協力して、コロナ禍の大変な中で頑張っている飲食店を応援しようと提案したもの。今後、広島県内の飲食店でも楽しめるお店が増えていくそうです。
瀬戸内ひろしまレモンとホワイトビールで、レモン生産日本一の県ならではの「広島スタイル」をお楽しみくださいね。