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人事委員会ブログ(令和元年9月分)

印刷用ページを表示する掲載日2019年9月27日

人事委員会ではブログを開設しました!
採用試験情報はもちろん,広島県庁のことや採用試験担当職員の日常などをゆる~~く発信していきます♪
毎週更新していきますので,試験勉強の息抜きに,ぜひご覧ください!

令和元年9月

9月27日(金) 一度あることは二度ある

似顔絵

 

今週のブログは,公務員課長が担当します。→前回登場(令和元年6月21日)

 

前回のブログでも触れましたが,早いもので,私の県庁生活も今年で29年目に入りました。
健康福祉局で採用され,土木建築局,総務局,地域政策局,教育委員会など,
これまで11回,職場を異動し,今年の春に約20年ぶりに人事委員会に戻ってきました。
「はあーっ!戻ってきた?」
県庁には,毎年異動をしたとしても,回り切れないほどの職場があるはずなのに,
一度配属された所属に,二度配属されることがあります。
そして私は,以前いた職場に戻ってきたのが,今回で3回目になりました。

1,2

「戻ってくる」と言えば,広島では「新井さん」ですが,
一般的には回遊魚の「サケ」をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
サケは川で産まれた後,広い海を回遊し,自分の産まれた川に戻ってくることは,みなさんご存知と思います。

「ねーねー,でも,なんでサケは,産まれた川に戻ってくるの?」
チコちゃんは,知っています。それは,
「産まれた場所に戻ってくることで,次の世代を支えているからー」

産卵のためにサケは川を遡上しますが,
「(1)淡水に適応するために,川に入ってからは一切飲食しないフラフラの状況で,
(2)上流まで行くために,敢えて雨季の水かさの増えた激流を上り,
(3)それを知って途上に待ち構えるあらゆる肉食動物に食べられる」といったあまりに過酷すぎる旅路の末に,
無事ゴールできるのは,わずか250匹に1匹の確率で,産卵後も結局死んでしまいます。

なぜ,こんな過酷な旅を続けるのでしょうか?
サケが戻ってこなければ,森の動物たちの貴重な食料がなくなるだけでなく,
森の生態系を支えているすべての動植物が
サケのからだに含まれる海の栄養素の恩恵を受けることができなくなるからなのです。
こんなことを知ってか知らずか,サケは自分の産まれた場所で死ぬことで,
プランクトンに分解され,サケの稚魚のエサになり,自らを犠牲にして次の世代に命をつなげているのです。

こんな過酷なサケの一生の足元にも及びませんが,
私の県庁生活に重ねてみると,まさに遡上の時期に来ているのだと思います。
採用され,川を下っていくように異動を重ねるたびに,
行く先々でいろんな課題に直面し,多くの人に支えていただきながら,
入庁時には想像もしていなかったさまざまな仕事を経験させていただきました。

40代になり,ふと気が付けば元の職場に戻って仕事をさせていただくようになりました。
体力も落ちて,時には激流に飲まれ,危ない目に遭うこともありますが,
無事に戻ってこられたということの意味を「サケ」の志と覚悟から学ばせていただき,
自らの経験を次の世代につなげていきたいと思っています。


9月20日(金) 3年目

皆さんこんにちは!人事委員会ブログ担当者の3年目職員です。
入庁当時を振り返るシリーズは,前回までで終了です。

私自身の入庁当時を振り返ろうと考えたときに,
入庁時からこのブログを担当してきて,当時の全てではないですが,
自分がやったことが今まで継続して目に見える形で残っているというのは,すごいことだなと思いました。

ブログを見返すと,当時の先輩たちとの距離感まで思い出されて懐かしい気持ちになります。

カメラ
初ブログの時,グループの先輩が撮影してくださった思い出のカメラです。(平成29年4月ブログ

ブログでは,特に1年目のときは,私自身が県庁のことをもっと知りたいと思いながら,何を書こうか考えていました。
もしブログの担当者になっていなければ,目を向けなかっただろう県庁内のことも,
調べたり上司や先輩に教えてもらったりできたのが,今思うとすごくよかったです。

私の県庁生活も3年目に入り,仕事内容も何もわからなかった当初と比べると,気持ちに余裕を持って過ごせていますが,
異動すると初めて知ることがたくさんあるんだろうなと,期待もありつつ,少し心配になることがあります。

ということで!来週からは,今年度人事委員会事務局に異動してきた職員が,「異動」をテーマに更新していきます。
私自身もそうですが,説明会などでもよくされる質問テーマの一つなので,
気になる方も多いのではないかと思います。お楽しみに!


さて,今週末は第2回警察官第1次試験です。
受験される方は気をつけてお越しください。

採用試験の申込も受付中です!
★広島県職員(工業(電気・意匠))
★第2回社会人経験者


9月13日(金) 県庁職員になると・・・

こんにちは!人事委員会ブログ担当者です。

8月末から,入庁当時を振り返るシリーズ(今名づけました)として,いろいろな経歴の職員がブログに登場しましたが,
最後は公務員課参事(実はこのブログを始めた張本人)が担当します!→前回登場(令和元年8月2日)
ちなみに,参事はバブルが終わる頃,大学卒業程度試験を経て入庁したそうです。

***

似顔絵

県庁の職員になると,たとえば民間企業に就職するよりも
経験する可能性が高くなることが2つあると,個人的に思っています。

ひとつめは,テレビやラジオで話す機会です。

テレビの情報番組やラジオで,「県庁○○課の○○さんにお話を伺ってきました」
という場面を見聞きしたことのある方もいらっしゃると思います。
施策やイベントの担当者として,マスメディアを通じて県民の皆様に説明する機会というのは,
県の職員であれば割と訪れるものです。

若いうちに経験するとすれば,あらかじめ質問内容が分かっている場合だろうと思います。
この場合は,しっかりとした原稿を作り,課内でチェックを受けてから望むことができるので,
あとは棒読みになり過ぎないよう気をつけることが重要になります。

職位が上がって,グループリーダーくらいになると,イベントの会場などで突然インタビューを依頼されることがあります。
この時は,足はガクガク,でも顔は平然と,度胸が試されます。
こういう時のために,イベントの目的や狙いは,すらすら言えるように頭に叩き込んでおく必要があります。

僕の場合,採用されて最初の配属が,今でいう広報課(当時は広報広聴課)でした。
4月1日に辞令交付を受けた後,広報広聴課に行き,
先輩職員からラジオの広報番組(日曜朝の30分番組)を担当してもらうなどの仕事の内容の説明を受けた際,
「月に1回,その中でしゃべってもらうからね」と言われた時の驚き,25年経った今でも覚えています。
まさかそんな仕事になるとは思っていませんでした。

ラジオから流れてくる自分の声もしゃべり方も,とても変に思えて,
1回くらいしか自分が話している回を聞かなかったように思います。
(残念ながらこの番組はもうありません。)

県職員になって経験する可能性のあることのふたつめは,着ぐるみの中に入ることです。
ひとつめに比べると可能性は低いかもしれませんが,
着ぐるみを所管している課の配属になると,かなりの確率で入ることになるのではないでしょうか。

僕の場合,着ぐるみを所管している課に配属となったことがないのですが,
1回だけ,青少年健全育成のマスコット,「ゆっぴー」の中に入って,
高校生の国際交流のイベントに参加したことがありました。
登場した途端,「かわいいーーー」と女子高校生に取り囲まれて,ボコボコにたたかれました。
それで怒ったポーズをすると「ぎゃはは,怒ったーーー」とまた大うけ。
それが気持ちよく,1回経験すると病みつきになります。

ゆっぴー

その後も,着ぐるみの御用命はいつでもお受けします,という態度で待っているのですが,体格が縦も横も大きめなので,
なかなかオファーがありません(背が高いと,着ぐるみの胴体の部分と頭の部分の境目が開き,
中の人が見えそうになるのです)。残念です。

皆さんも,県職員となったアカツキには,着ぐるみのオファーがあれば,ぜひ受けてみてください。


9月6日(金) 初めての仕事

似顔絵こんにちは!
今回は,平成30年6月18日平成31年1月18日のブログを担当した,
見た目と実年齢が少し離れている(今は,髪を切って若干若く見えているはず・・)
入庁5年目の主事(女性)が担当します!

私は,5年前の高校卒業程度の試験を受け広島県庁へ入庁しました。
高校を卒業してすぐ働くということで,社会経験がない状態から仕事をしていくことができるのか不安でした。

私の初めての職場は,「県税事務所」でした。
県税?!税金?!税金といえば,消費税しか思い浮かばない…。
自動車税?不動産取得税?法人税?聞いた事はあるけど,詳しい事は分からない…。
というのが,第一印象でした(笑)

県税パンフレット

県民の方へ税金について窓口や電話で説明すること,wordで文書を作成すること,
電卓を使って金額を確認すること等々,全ての業務が学生時代に経験したことがなかったため日々奮闘していました。

働き始めて私が取り組んだことは,上司に業務の内容を教えてもらい,私自身も,まわりの先輩方の仕事をしっかり見て,
どういったことをしているのか,気をつけていることは何か,メモをたくさんとりました。
今度は,そのメモを基に仕事を進めていきました。
最初は何も分からなかった私も,入庁から異動までの3年間で県税の様々な業務に携わる事ができました。
業務の内容については,沢山あるので,またブログを書く機会があればその時にお話しさせていただきます。

先輩方の仕事をしっかり見て,自分の業務の進め方の参考にすること,
教えてもらったことはメモをとり,それを基に仕事を進めていくこと,
これらのことは,今の職場でも続けており,仕事の内容はまったく違いますが,
仕事を進めていくうえではとても役に立っています。

高校を卒業してすぐ仕事をすることができるか,
社会経験がない状態でも仕事をすることができるのか,不安な方もいらっしゃると思います。
しかし,職場の上司や先輩,県民の方と接していくうちに,不安はどんどんなくなっていき,
自分自身が成長しているなと実感できます。
広島に生まれ,育ち,住み,働いてよかったと心から思える広島県を実現したい!という気持ちをお持ちの方は,
是非私たちと一緒に働きましょう!!


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