ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

令和元年度「親プロ」講座の様子 「県立御調高等学校」

教材:2 親しらず 子しらず 〜親子関係を振り返る〜

期日/場所

令和2年1月27日(月)10:55~12:45/県立御調高等学校

実施機関・団体など/参加者数

県立御調高等学校 /1年生 37名

講師(ファシリテーター)

宮本 孝子,佐藤 恒子

講座の様子

 県立御調高等学校の家庭科の時間に「親プロ」講座が実施されました。今回の親プロ講座は,「自分の親子関係を振り返り,親の役割や気持ちについて考えるとともに,自分の理想とする親の姿を想像する機会にすること」をねらいとして進められました。生徒は事前に決められた6つの班に分かれ,講座が始まりました。まず,教科担当の先生から「親プロ」講座実施の趣旨説明とファシリテーターの紹介がありました。進行役がファシリテーターに代わり,「講座の進め方」,「目標」,「ファシリテーターの役割」について説明がありました。アイスブレイクでは,生徒がグループ内で「本名」と「呼んでほしい名前」を自己紹介しました。そして,エピソードをじゃんけんで勝った人からナレーション,母親,高校2年生のダイスケ,父親の配役を選び,朗読をしました。その後,設問に対して記入し,グループで交流しました。ファシリテーターは高校生の様子を見ながら,落ち着いた語り口調で話したり,時折冗談も交えたりするなど,工夫しながら講座を進めました。
1 2 3

 後半は,「親の役割」について,付箋紙に記入し,グループで交流しながら3つ書き出し,全体に発表しました。「親としての姿を子供に見せること」「子供が自分らしく居られる環境をつくること」「常識を教える」「何があっても味方である」など,多くの意見が出されました。
5 8 4

 振り返りの後,ファシリテーターは「親の役割」など各班から出された意見を踏まえたまとめを行い,講座が終了しました。生徒は将来の自分自身の姿について考える機会になりました。

生徒の声

・今回の授業で自分が将来親になった時どのように子育てをすれば良いのかヒントを得ることができました。
・親子の関係について深く考えることができました。子供に自慢される親になりたいと思いました。
・親が普段自分のことをどんな気持ちで見守ってくれているのかがわかりました。親が大切にしてくれているから自分自身が素直になれているのだと思いました。

先生の声

・生徒同士が笑顔で活動に参加し,積極的に仲間の意見を聞こうとする姿が見られました。生徒たちにとって本当に良い経験となりました。

ファシリテーターの声

・時間とともに,思いをまとめ,自分の言葉にする生徒の力を感じました。


ワークシート (PDFファイル)(363KB)
展開案 (PDFファイル)(167KB)

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

みなさんの声を聞かせてください

満足度 この記事の内容に満足はできましたか? 
容易度 この記事は容易に見つけられましたか?