バレンタインには大切な人にお花をプレゼント!
ひろしまで暮らす |
もうすぐバレンタインデー。バレンタインと言えば、チョコをイメージされる方も多いですよね。実は2月14日は、世界でいちばん花を贈る日と言われているのをご存知でしたか?「フラワーバレンタイン 」と言って、多くの国で感謝や愛情の気持ちを込めて花を贈る風習が根付いています。
日本でもこの10年間で、フラワーバレンタインをきっかけに大切な人に花を贈る人が増えています。花をプレゼントする、と考えると一見ハードルが高いと思っている人も多いはず。ただ、恋人、友達、家族など大切な人にシンプルに気持ちを伝えることができる手段でもあります。
喜んでくれる笑顔を想像しながら
広島県の広報番組「ひろしま県民テレビ」でもフラワーバレンタインをご紹介しました。その際、出演者である小嶋沙耶香アナウンサーから、タレントの中島尚樹さんに日頃の感謝の気持ちを込めてお花がプレゼントされました。
花をアレンジされたのは森川花園というフラワーショップの姫宮和美さん。中島尚樹さんの人柄を想像し、陽気で楽しい方というイメージから、黄色やオレンジなどのビタミンカラーを中心に選ばれたそうです。
そして「誕生日が3月ということもあり、ラナンキュラスやチューリップなど春の花を多めにしてみた。」と姫宮さん。プレゼントされた中島さんは「僕のことを考えてアレンジしてくださったことが分かるし、花に想いが乗っかっていて嬉しい」と仰っていました。
花は視覚的に楽しむこともできるのはもちろんのこと、その花を選んでくれた想いを知ると一層嬉しく、その花に愛着を持つことができますよね。想いを乗せてオーダーメイドでアレンジすることができることも、花をプレゼントすることの楽しみの一つかもしれませんね。花をプレゼントするときは、プレゼントする人のことをイメージしたり、花言葉を調べたり。喜んでくれる笑顔を想像しながら花を選ぶ瞬間もまた楽しいですよね。
こちらのサイトでは、気持ちやシチュエーションに合った花言葉を簡単に探すことができます。どう花を選んだらいいか分からないときにサポートしてくれますよ。
コロナ禍ならではの花の楽しみ方
大切な人に想いを届けるために花を贈ることも楽しみ方の一つですし、コロナ禍で自分のために花を手にする人も増えているようです。外出自粛によるテレワークの導入などによって家で過ごす時間が増えている今、少しでもいつもの部屋に鮮やかな花を置くことで気分を上げることができますよね。心のビタミンのように、コロナ禍で沈みがちな気持ちを明るくしてくれるアイテムと言えるでしょう。いつも頑張っている自分へのプレゼントにするのも素敵ですね。構えずもっとカジュアルに、お花選びを楽しんでみてもいいかもしれません。
今回のひろしま県民テレビの撮影ではスタジオに花が置かれていましたが、花があるだけでいつもの空間が違った印象になり明るく華やかになっていました。花が放つパワーは偉大です。
コロナ禍で厳しい花き業界を応援!
そんな私たちの暮らしに彩りを添えてくれる花ですが、花を届けてくれる花き業界は、現在コロナ禍で厳しい状況が続いています。例えば定期的に花を購入していた飲食店が時短や休業をすることによって、花の需要も減っています。また、入学式や卒業式、送別会など学校や会社の行事が相次いで自粛や中止となったり、結婚式などの花が欠かせないシチュエーションも少なくなっており、結果的に花き業界全体の需要が落ち込んでいます。
フラワーロスの解消にもつながる!
相次いで花が必要とされるシチュエーションが見送られ需要が落ち込んでいるとは言え、フラワーショップでは店頭に花を並べない訳にはいかずある程度の仕入れをする必要があります。ただ全てが売れるわけではないため、まだ元気な花が廃棄せざるをえない状況であり、そのような「フラワーロス」も深刻な問題となっています。
そこで広島県としても、広島県産の花や、そうした花を販売するフラワーショップなどを守っていくために、業界団体と連携をしてフラワーバレンタインなどキャンペーンの推進を行っています。大切な人に花をプレゼントすることが、結果として厳しい状況に直面する業界を応援することにも繋がっていきますよね。みんなで花き業界を応援していきましょう。