｢世界に選ばれる目的地｣を目指して！進化する広島空港の今に迫る！
ひろしまで暮らす |
広島県の空の玄関口、今年7月1日から広島空港の民間企業による運営が開始しているのをご存知でしたか？民営化に伴い、私たち利用者にとって嬉しい変化が生まれつつあります！今回はそんなリニューアルが進む広島空港の魅力に迫ります！
ハワイまで直行で行ける！定期路線の拡充
広島空港はこれまでと一体、何がどう変わるのでしょうか。大きな変化の一つが｢定期路線の拡充｣です。
2018年度、路線数が12路線 (国内5路線、国際7路線) のところ、30年後には2.5倍となる30路線 (国内8路線、国際22路線) の拡充を目指しています。ハワイのホノルルやフィンランドのヘルシンキにまで広島から直行で行くことができるのはとても嬉しいですね！そして路線数の拡充に伴い、2018年度、300万人の年間旅客数が30年後586万人に増加する見込みです。
国内線はLCCの拠点化によるリーズナブルな路線の拡充や地方路線の拡充をしていきます。そして国際線は日常的なアジアの主要路線の運航、そして東アジアの地方都市や東南アジア路線の誘致を予定しています。これらの路線拡充を通して、今後広島空港が｢あらゆる旅行者に最も選ばれる玄関口｣になること、そして中国地方が｢世界に選ばれる目的地｣になることを目指しています！
グルメ好きもたまらない！｢美味しい｣も進化中！
もう一つの大きな変化が、商業エリアのリニューアルです。広島らしさを出して、これまでよりも地域の魅力が詰まった商業エリアに進化しています。
例えば、自家焙煎の本格コーヒーが味わえる｢stelladew coffee (ステラデューコーヒー)｣。7月から既に新しくオープンしているお店です。地元のフルーツを使ったスムージーも人気のお店です。
今後は更に、レストラン街でもお店がリニューアルし国際線では、手荷物検査後の免税店が充実する予定です。飛行機の離陸までの待ち時間も退屈せず、出発する前から旅行気分を感じることができるような空港になっていくようですよ。
嬉しい進化がいっぱい！今後の広島空港に期待！
広島市内へのアクセスが不便という声も多い広島空港ですが、中国地方の鉄道やバスなどの交通事業者と連携し、広島市内方面バスの増便や東広島駅へ接続強化など、交通ネットワークが拡充していきます。
今回ご紹介したような様々な取組が進められることで、広島空港は中国地方の持続的成長を牽引し続ける圧倒的No.1ゲートウェイを目指して進化していきます。
これまで空港は｢移動のために行くところ｣という認識が強かったですが、ちょっとご飯を食べに行ったり、飛行機を眺めたりショッピングを楽しんだり｢空港に行くこと｣自体が目的になりそうですね！コロナ禍でなかなか旅行や出張でこれまで空港を利用することが出来なかったという方も、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか？