平和に思いを馳せる一日に。8月6日広島から世界へ配信
ひろしまで暮らす |
広島は被爆から76年を迎えようとしています。広島は、人類史上初めての原子爆弾による破壊を経験し、その後、廃虚からの復興を果たしました。核兵器のない平和な世界の実現に貢献することは、被爆地広島としての使命であると考えています。被爆者の方々が高齢化する中、次の世代の一人ひとりがまず関心を持つことが大切です。ここ広島から、平和のうねりを作っていくため、オンラインを活用した様々な取り組みを今年も行っています。
平和記念式典を広島から TikTok でライブ配信
8月6日に行われる令和3年平和記念式典 (広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式) を、広島県公式TikTokアカウントからLIVE配信します。昨年も配信し、日本全国の多くの若い方々にリアルタイムでご視聴いただきました。
配信は7:55スタート予定です。
式典タイムテーブル (予定)
- 8:00
- 開式・原爆死没者名簿奉納
- 8:03
- 式辞
- 8:08
- 献花
- 8:15
- 黙とう・平和の鐘
- 8:16
- 平和宣言・放鳩
- 8:24
- 平和への誓い
- 8:29
- あいさつ
- 8:46
- ひろしま平和の歌
- 8:50
- 閉式
広島県公式TikTokアカウントのフォローも、ぜひお願いします。
オンライン灯ろう流しで平和を祈ろう
8月6日の夕刻から毎年行われていたとうろう流し。今年も新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となりましたが、オンラインによるとうろう流しが行われます。
平和へのメッセージを込めた灯ろうを、オンライン上の仮想空間の川に流し、8月6日に広島の施設や街なかのサイネージに投影します。
広島からSNSで平和のムーブメントを
広島と長崎から、核兵器をはじめ、自然災害、紛争、人種差別、貧困そして新型コロナウイルスなどによる不安のない、より明るい未来を願って、SNSを活用した世界がひとつになることを目的とした「未来へのおりづるキャンペーン」が始まっています。
おりづるを折って、その写真や動画を Instagram や TikTok、Twitter などにハッシュタグ #cranesforourfuture を付けて投稿するだけ。誰でも気軽に参加できるこのキャンペーン。おりづるを折って、平和のメッセージとともにSNSに投稿し、平和の祈りを世界中に広げましょう。
原爆から復興した地・広島から情報発信
へいわ創造機構ひろしま (HOPe) は原爆から復興した地の使命として、核兵器のない平和な世界に向けた取組を実施し情報発信をしています。今できることは何か、考えるきっかけをつくっていきたいと考えています。
ホームページでは、例えば「老舗と復興 マルニ木工」と題して、広島の老舗企業が戦後をどのように乗り越えてきたのか、マルニ木工代表取締役社長の山中武さんへのインタビュー記事をご紹介しています。
一人ひとりの「関心」が大きな力に
今、世の中では、核兵器や戦争だけでなく、貧困や人種差別、そして新型コロナウイルスなど多くの不安に直面しています。今こそ、力がないと思われるかもしれない一人ひとりが関心を高め、みんなで力を合わせ、この危機に立ち向かっていきましょう。オンラインで気軽に参加できる取り組みも行っているので、ぜひアクセスしてみてください。