徹底解剖!ひろしまラボ ロゴ
文字サイズ 拡大 標準

コロナ禍で浮上した経営課題!攻略のカギはプロ人材!?

ひろしま自慢ひろしまで暮らす |

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、既存のビジネスモデルを変化させる必要があったり、新たな事業を創出する必要性に直面している企業が増えています。ただ一方で、何か変革を起こそうにも、変革をリードする人材が会社にいないことが多いことがあります。

そのような人材不足の課題を解決するために、広島県が進めている支援制度があります。その名も「プロフェッショナル人材事業」。

プロフェッショナル人材戦略拠点 イメージ

広島県プロフェッショナル人材戦略拠点 ひろしまけんプロフェッショナルじんざいせんりゃくきょてん

広島県内中小企業の活性化に必要なプロフェッショナル人材の採用について、コーディネートやマッチング支援をするための窓口。

プロフェッショナル人材とは、一定のノウハウや経験があり即戦力として採用され、新たな商品・サービスの開発、その販路の開拓や、個々のサービスの生産性向上などの取組を通じて、企業の成長戦略を具現化していく人材のことです。プロフェッショナル人材事業はもともと企業の成長と、「しごと」と「ひと」の好循環を生み出すことを目的として始まり、その事業を行っていく拠点として平成27年10月に「プロフェッショナル人材戦略拠点」が設置されました。ちなみに広島県は設置第一号なんです!

プロフェッショナル人材拠点の事業スキーム

プロフェッショナル人材戦略拠点は、県内企業の経営課題を聞き取り、もしその経営課題が人材採用で解決できそうであると判断した際、人材紹介会社との間に入って、採用活動の支援を行っています。2020年7~9月の県内企業とプロフェッショナル人材のマッチング件数は、全国46道府県のうち第1位でした。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、関東や関西など大都市に住む人材の地方都市での暮らしに関心が高まっていることも一つの要因として考えられます。

コロナにも柔軟に対応!プロ人の役割とは!?

もともと平成27年から始まった「プロフェッショナル人材事業」。新型コロナウイルス感染拡大によってそのニーズは高まっています。では、プロフェッショナル人材は一体どのような経営課題に取り組んでいるのでしょうか。

例えば結婚のお祝いや出産の内祝いなど冠婚葬祭のギフト販売で知られている株式会社大進本店。新型コロナウイルスの影響でお客さんが減ってしまった中で、事業を見つめ直し主力事業であったギフト販売以外の事業でも収益を増やしていく必要がありました。

株式会社大進本店の主な事業

そこで着手したのが、会社のブランディング。ギフト販売の印象が強い中で、花の販売や結婚相談所、写真館などの事業の広報とマーケティングにも注力していきたいと考えたときに、そのスキルを持った人材の採用に踏み切りました。

このようにコロナ禍で新たな経営課題に直面した際、プロフェッショナル人材の登用によって解決しようとする企業が県内でも増えています。

相談してみたい!どこに連絡すればいいの?

もし経営課題を抱え解決の糸口を探している企業のみなさまは、一度広島県プロフェッショナル人材戦略拠点にご相談されてみてはいかがでしょうか。

ちなみに採用にあたっての必要な経費 (人材紹介手数料) の一部を、人材1名あたり最大100万円まで補助する「中小企業等プロフェッショナル人材確保支援事業補助金」もあります。

詳しい情報は是非こちらからチェックしてみてください!

採用支援を行っている専門家たちがサポートしますので、是非お気軽にお問合せくださいね!