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インターネット版 古文書講座 NO.10

印刷用ページを表示する掲載日2016年2月26日

 ◇ 境界争論に関する古文書 ◇

 江戸時代には,個人や家同士のもめ事から,村同士の争い,所領を超えた争いなど,様々なレベルで数多くの争論が起き,訴訟が行われていました。幕府や藩は,これら無数に上る争論に対し,重大犯罪を除く私的紛争や民事訴訟については当事者間の示談で解決するという「内済」(ないさい)を原則とし,これを奨励しました。村々で起きた境界の確定などをめぐる争論についても,一旦は村々から広島藩へ提訴されながらも,最終的には当事者間の「内済」により解決する場合が多かったと言えます。

 ここでは,そのような境界争論に関する古文書を取り上げて読んでみます。争論が決着すると,双方で「取交(とりかえ)証文」と称する文書を作成し,当事者間で証文を渡し合うことによって,決着の内容を確認しました。

古文書の画像と解説 (PDF1.29MB)

解読文と語句説明 (PDF176KB) 

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