7月10日(水)に,近藤委員が福山市立樹徳小学校を訪問しました。
7月10日(水),近藤委員が福山市立樹徳小学校を訪問しました。
樹徳小学校では,「主体性を持ち 粘り強くやり抜き 仲間とともに生きる樹徳っ子を育てる」を学校教育目標に,保幼小の連携に力を入れています。
入学からの3週間で行うスタートカリキュラムでは,遊びを取り入れた授業から,段々と教科中心の授業に移行していく時間割を作成しており,保育所・幼稚園からの急激な環境の変化に,児童が徐々に慣れることができるようにしています。
また,保育所・幼稚園と小学校の職員が相互に訪問し合って,園児,児童と接したり,園児と児童が秋祭りで一緒にお店を開いたりするなど,職員,園児,児童が年間を通じて交流しています。
この日は,1年生の授業を見学した後,保幼小連絡協議会に参加し,意見交換を行いました。
授業では,児童が積極的に発言したり,体を動かしたり,グループの仲間と協力し合って活動していました。
近藤委員は,
「児童が,とても生き生き,伸び伸びと授業に参加していますね。」
と感心していました。
保幼小連絡協議会には,樹徳小学校のほか,指導助言者として福山市立大学大庭准教授,福山市立樹徳保育所,こどもえんつくし,めばえ幼稚園,久松台小学校の職員が参加し,1年生の児童の様子や今後の保幼小連携の行事について,報告や意見交換を行いました。 公立の枠を超えたこども園や私立幼稚園との連携は珍しく,それぞれの立場から気付きや助言を積極的に伝えるなど,全県のモデルになりうる独自の保幼小連携が展開されていました。
訪問を終えた近藤委員は,
「保育所・幼稚園と小学校が,お互いに信頼して,困ったこと,気付いたことなどを伝え合うことができているのが良いですね。今日の児童の様子を見て,保幼小連携がとても上手くいっていることが分かりました。この取組が全県的に広がっていってほしいです。」
と感想を述べました。