指定:昭和56年9月22日
所在:竹原市忠海長浜
陸域面積:0.10ヘクタール
この海浜は、国道及び民有地に面し、大部分は半自然海岸ですが、水際線は、なだらかな傾斜の砂浜及び浸食された岩場が残され、自然の状態がよく保たれています。
約800メートルの海岸線のうち、西側の約300メートルは、護岸堤と石垣に接した砂浜で、干潮時には、幅約40メートルのなだらかに傾斜した良質な砂浜が現れます。また、東側の約300メートルは、国道に面した砂浜で中央部に近いほど砂質はよくなっています。
陸域は、中央部の約200メートルの岩礁地帯と一体をなす山林の一部で、ウバメガシが繁茂し、美しい海食崖を形成しています。
この区域は、遠浅で海水もよく澄み、交通の便がよいことから、海水浴場として多くの人に利用されています。
ウバメガシが繁茂し海食崖が見られる陸域
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び
数値地図25000(地図画像)を複製したものです。(承認番号平成25情複第286号)