このページの本文へ
ページの先頭です。

(18) 大浦崎自然海浜保全地区

印刷用ページを表示する掲載日2023年6月1日

大浦崎(おおうらさき)自然海浜保全地区

指定:平成2年3月31日
所在:呉市音戸町波多見六丁目
陸域面積:0.04ヘクタール

 この海浜は、大浦崎半島の砂浜、岩礁及び海食崖からなる延長約720メートルの自然海岸です。
 水際線は、なだらかに傾斜した砂浜と不規則に突出した岩礁や海食崖で、海水もよく澄み、自然の状態がよく保たれています。
 大浦崎半島の北面の海浜は、緩やかな弧を描き、干潮時には幅16メートル以上、延長約200メートルの砂浜に続いて、延長約130メートルの中粒花崗岩で形成された岩礁地帯が現れ、ヒメテングサ、アオサ等の海草が見られます。
 また、半島東端の小露岩丘陵は、干潮時には陸続きになります。
 半島東面は、延長約390メートルの岩礁地帯で、大部分は険しい海食崖に接しています。
 この地区の植生は、アカマツ、クロマツ、コナラ、アベマキ、ヤマモモ等が見られます。特に、砂浜の背後の縁取りとなっている延長100メートル余りのトベラ群落は見事です。
 また、隣接する大浦崎公園と一体となって、海水浴、キャンプ、釣り場及び散策の場として、多くの人々に親しまれています。

干潮時に陸続きとなる半島東端の小露岩丘陵
干潮時に陸続きとなる半島東端の小露岩丘陵の写真

位置図
​この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び
数値地図25000(地図画像)を複製したものです。(承認番号平成25情複第286号)

おすすめコンテンツ