指定:昭和58年3月31日
所在:福山市内海町田島
陸域面積:1.04ヘクタール
この海浜は、大部分が入り組んだ海食崖の自然海岸です。
水際線は、海食崖や岩礁帯と砂礫浜が交互に連なり、海水もよく澄み、自然の状態がよく保たれています。
海食崖に続く岩礁帯は、海食洞など珍しい自然現象が見られ、探勝の場として訪れる人が増えています。また、古くから好釣り場として、四季を通じて利用されています。
複雑な地形をした約600メートルの海岸は、岩礁帯と3つの砂礫浜からなり、干潮時には、沖合40メートルにわたって岩礁や砂礫浜が現れます。岩礁は、奇岩が連なり、海食洞も見られる特異な地形をした希少な海岸です。
海岸に接した陸域は、森林と宅地です。指定区域は、海岸線に接した帯状の森林で、クロマツ、ウバメガシなどが生立し、海食崖と一体となって優れた景観を見せています。
海食崖や岩礁帯と砂礫浜が連なった海岸線
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び
数値地図25000(地図画像)を複製したものです。(承認番号平成25情複第286号)