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(16) 柄鎌瀬戸自然海浜保全地区

印刷用ページを表示する掲載日2023年6月1日

柄鎌瀬戸(えがませと)自然海浜保全地区

指定:昭和59年3月31日
所在:三原市鷺浦町須波
陸域面積:0.45ヘクタール

 この海浜は、砂浜が人工護岸に囲まれた半自然海岸と海食崖の連なった自然海岸です。
 水際線は、なだらかに傾斜した砂浜と不規則に突出した岩礁や海食崖で、海水もよく澄み、自然の状態をよく保っています。
 総延長約1.5キロメートルの海浜は、東西両側が砂浜で、中央部が海食棚や岩礁帯となっています。東側の砂浜は、延長約300メートル、幅20~50メートルで、東西に緩やかに弧を描き、岩礁により3区分されています。また、西側の砂浜は延長約300メートル、幅20~30メートルで、南北にほぼ直線的にのびています。
 中央部の海食棚や岩礁帯は、延長約700メートルで一部に砂浜も見られますが、大部分は険しい海食崖に接しています。
 海岸線に沿って市道鷺浦3号線が通じ、その道路と海域の間にある森林で、アカマツ、クロマツ、ウバメガシ、コバノミツバツツジ、ツワブキ、ススキなどの植生が見られます。
 夏季には隣接する佐木大野浦自然海浜保全地区とともに海水浴客で賑わい、また、柄鎌瀬戸の急流を臨む岩場は、四季を通じて釣り客が訪れています。

不規則に突出した岩礁と海食崖
不規則に突出した岩礁と海食崖の写真

位置図
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び
数値地図25000(地図画像)を複製したものです。(承認番号平成25情複第286号)

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