
叡啓大学ってどんな大学?初の卒業生にインタビュー
2021年4月、広島市中区幟町に広島県の県立大学「叡啓大学」が開学しました。今回は、叡啓大学初めての卒業生となる学生にインタビューしながら、大学の魅力に迫ります!
叡啓大学ってどんな学校なの?

JR広島駅から徒歩約10分、中区幟町という好立地にある県立大学「叡啓大学 (えいけいだいがく)」 。
叡啓大学では、先行き不透明な社会経済情勢の中、地域社会や世界に貢献する高い志を持ち、解のない課題に果敢にチャレンジし、粘り強く新しい時代を切り開いていく人材の育成を目指しています。
ソーシャルシステムデザイン学部って?
叡啓大学の学部・学科は「ソーシャルシステムデザイン学部 ソーシャルシステムデザイン学科」の1つだけ。
ソーシャルシステムデザインとは、社会の仕組みをシステムとして理解し、自ら課題を発見し、解決策を導くことで、新たな価値を創り、社会をよりよく変えていくデザイン (設計) の方法論のこと。
このソーシャルシステムデザインを学び実践することで、「先見性」「戦略性」「グローバル・コラボレーション力」「実行力」「自己研鑽力」の5つのコンピテンシー (資質・能力) を身につけることができます。
4年生の学生さんにインタビューしてきました!

叡啓大学は、2025年3月に、1期生が卒業を迎えます。大学での学びの集大成として、学生自らがテーマを設定し、課題の明確化と解決策を導き出す「卒業プロジェクト」に取り組んでいる真っ最中。
大学卒業後は、県内外の企業やグローバルカンパニーへの就職や起業など多様な進路が実現しています。今回は、1期生の1人、木村侑平さんにインタビューしてきました!
まず、叡啓大学に入学した理由を教えてください。
一つの学問分野にとらわれることなく、幅広く必要な知識を身につけられるカリキュラムであることに魅力を感じました。
元々、他の大学で航空宇宙工学を学んで、エンジニアになることを目指そうと思っていましたが、大学の情報を調べるうちに、叡啓大学では、さまざまな分野の教養を学べることを知り、入学を決めました。
また、叡啓大学で多様な進路の選択肢ができたことは、新たな発見や成長につながり、とても満足しています。
木村さんの卒業後の進路を教えてください。

起業を予定しています。広島の街の魅力をさらに高めることを目指し、都市機能と自然環境が調和した街づくりに取り組みたいと考えています。
すごいですね!具体的にはどんなことを考えられているのでしょうか。
広島市は数多くの河川に恵まれ、「水の都」としても親しまれています。この魅力をさらに活かすため、河川を活用した水上交通を整備し、地域の活性化に貢献したいと考えています。
なるほど。木村さんが思う「叡啓大学だからこそ挑戦できること」を教えてください。
学生主体の活動に対する制限が少なく、自ら挑戦したいことを実現できる環境が整っています。授業は単に知識を得ることを目的とするのではなく、実践科目を通じてそれを応用する力を育むように設計されています。
異なる考え方を持つ学生とともに社会の様々な事象について議論を重ね、社会の様々な課題について理解を深めることができることが魅力です。
ありがとうございます。最後に高校生へのメッセージをお願いします。
大学生活は、単に知識を身につけたり就活に備えたりするだけの場ではありません。これからの社会では自分が実現したいことに躊躇することなく挑戦し、失敗から学びつつ成功するまで挑み続ける力が求められています。
叡啓大学には、その環境が整っています。高い志を持つ学生が多く集まり、互いに刺激を与え、支え合いながら成長できる場だと実感しています。
私自身も学年の枠を超えていろいろな学生から良い刺激を受けて、試行錯誤を繰り返しながら目標を達成するために努力しています。ぜひ、叡啓大学で自分がやりたいことを見つけ、後悔のない選択をしてください。
叡啓大学で未来をつくる仲間と出会いませんか

先行き不透明なこの時代、解のない課題にチャレンジし、粘り強く新しい時代を切り開いていく人材が求められています。いろんな価値観や多様な文化に触れる毎日は、きっとあなたの感性に変化を起こし、成長へと導いてくれます。
そして、修得した知識やスキルを社会で実践する毎日は、あなたの知的探究心を刺激し、自信へと繋げてくれるはず。ぜひあなたも、叡啓大学で未来をつくる仲間と出会いませんか。