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英語が飛び交う大学が街中に開校!?叡啓大学に潜入!

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2021年4月、県立の叡啓 (えいけい) 大学が広島市に開校したのをご存知ですか?

JR広島駅から徒歩約10分、中区幟町という好立地。社会を前向きに変えるチェンジ・メーカーを育て、100年先の未来予想図をデザインできるよう、社会を変える「実践力」と世界で通じる「教養力」を培うことを目指しています。そんな「22世紀型大学」である叡啓大学で、この夏オープンキャンパスが予定されています。この度は大学の魅力をご紹介します!

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叡啓大学 えいけいだいがく

2021年4月、広島市中区に開校した県立大学。100年先の未来をデザインできるよう、社会を変える「実践力」と世界で通じる「教養力」を培う。

叡啓大学の3つの魅力

1.グローバル社会の中で活躍できる教養力を修得!

人口減少やグローバル化、AI技術の発達など、これまでの延長線上では予期できないことが生じる可能性がある不透明な世の中と言われています。そのような状況の中で、社会の仕組みを理解し、自ら課題を発見し、解決策を立案・実行し、社会にイノベーションを起こす人材育成を目指しています。ちなみに叡啓大学は「ソーシャルシステムデザイン学部」を唯一の学部として設けており、この学部を設けている大学は日本初と言われています!そんな叡啓大学での学びの特徴の一つとして、「リベラルアーツ科目」を重視していることが挙げられます。

リベラルアーツ イメージ

リベラルアーツ科目は、SDGs (国連サミットで採択された、持続可能な開発のための国際目標) を意識し、5つのP (Peace[平和]、Partnership[共創]、People[人間]、Prosperity[繁栄]、Planet[地球]) を軸として設定し、学生一人ひとりが興味・関心に応じて授業を選択することができます。これはグローバル社会の中で活躍する人材としての基礎となる教養力を身に付けてもらいたいという想いがあります。

ウィンドウのイメージ

そして授業の進め方も特徴的。すべての科目と授業で学生参加を促す「アクティブ・ラーニング」を採用しており、学生の主体性を大切にしています。より学生一人ひとりに応じた指導を行うため、原則として1クラス25人程度で授業が行われています。

2.社会と連携し実践的な学びを修得!

大学のもう一つの特徴として、実社会で重要になってくる課題設定と課題解決能力を養うため、企業や自治体等が実際に直面している問題を扱う、課題解決演習がカリキュラムに導入されていることです。2・3年生になると企業などから提供された課題の原因を探究し、解決策の提案までを行う演習に取り組み、課題発見・解決力や協働する力などを養うことができます。

課題解決演習カリキュラムのイメージ

大学のエントランスを抜けた先には「プロジェクトワークスペース」があり、企業や自治体と学生がプロジェクトのミーティングなどを行ったり、セミナーやワークショップが開催されたりするなど、新しいアイデアが生まれることを目的に設けられています。

プロジェクトワークスペース

自主的に働きかけない限り、なかなか大学生のうちから社会人との接点を持つことは難しいですよね!そのような状況の中で、大学にいながら企業や自治体、NPOなど様々な組織で働いている方々とフラットな立場でコミュニケーションをとりながら協働していく経験ができることは叡啓大学の強みの一つでもあります。

この度、「ひろしま県民テレビ」の取材で大学1年生の藤山実咲さんに大学の魅力をお聞きしました。

藤山実咲さん

「新しい形で授業を行い、また外へ出て活動するなど体で学びを感じることができる。今後の日本社会や国際社会でどのような形で貢献できるか?そのことを見つけるために叡啓大学に入学したので、今後様々な分野のことを学び、新しいビジネスの形を見つけていきたいと考えている。」と、とても力強いお話を聞かせてくださいました。やはりこの実践的な学びの機会が大学の大きな魅力のようです!

3.広島にいながら毎日が英語のシャワー!?

グローカルのイメージ

叡啓大学では「グローカル」、つまり広島から世界へ、世界から広島へグローバルな舞台でローカルな社会課題を解決することができる人材を育てていきたいという考えがあります。そのためには社会で生き抜くための実践的な英語の修得が必要不可欠であることから、卒業に必要な124単位のうち、62単位以上は英語での授業履修が必要条件となっています。「英語」の勉強をするというよりもむしろ、英語をツールとした多様な学問の学びが重要視されているんですね!

また、校内には「英語ラウンジ」があり、ここではCNNなど英語の情報番組を常に耳にすることができ、また本棚には海外の書籍がずらりと並んでいます。授業以外の時間でも学生が授業に触れる環境が整っていますね!

英語ラウンジの本棚

そして、1学年100人のうちの20人程度の留学生に加え、交換留学などにより滞在する海外大学の学生を含めると4人に1人は外国人学生となるよう、キャンパスのグローバル化が今後進められていきます。この秋からは留学生の入学も予定されており、日本人の学生にとっては広島にいながら多様性を尊重する国際感覚を身に付ける環境があることから、卒業後英語を使った仕事や海外でキャリアを積みたいと考えている学生にとっては、特に魅力的な学び舎と言えるでしょう。

2021年夏オープンキャンパス開催

Eikei Innovation Week メインビジュアル

叡啓大学では2022年春に入学を希望する学生に向けて、「叡啓大学を体験する2週間」をテーマに、来場型 (対面形式) で “Eikei Innovation Week ~Open Campus 2021~” が開催されます。体験授業や1期生と巡るキャンパスツアー、1期生との座談会も設けられています。少しでも関心のある方はオープンキャンパスを利用して、叡啓の学びを直接、体験してみてください!