みんなで投票しよう!コロナ禍を快適にするデジタルを使ったアイデア100選!
ひろしまで暮らす |
広島県ではコロナ禍の日常を、デジタル技術を活用して、より便利に、そして快適にするためのアイデアを募集するというプロジェクトがあります。その名も「D-EGGS PROJECT by サンドボックス 」。
このプロジェクトについてこちらの記事でご紹介しました。
今回、昨年11月26日から今年の1月20日までアイデアが募集され、なんと全国から391件のアイデアが寄せられました!関心の高さがうかがえますね!その中から1次選考で100のアイデアが選ばれました。
どのようなアイデアが選ばれたのでしょうか?例えば、中山間地域などに暮らすご高齢の方にデジタル技術を活用してリハビリのサービスを提供しようというもの。「リハビリ難民」という言葉があるほど、なかなか自宅の近くにリハビリ施設がなかったり、コロナ禍で頻繁に通うことができないという課題を抱えている方も多くいらっしゃいます。
そこで自宅でインターネットを使ってリハビリのガイドをしようというもので、加えてこのアイデアの評価されたポイントはご高齢の方にも使いやすいタブレットそのものから開発を進めているという点で、誰にとっても使いやすいデジタル技術を活用したサービスの提供を目指しているアイデアです。
また、別のアイデアとして、鏡で自分の運動フォームを見ながら、同時に鏡の中に投影されるトレーナーからリアルタイムで指導を受けるというサービスも選ばれていました。鏡の中のトレーナーの動きと自分のフォームを重ね合わせることができるため、対面を避けたオンラインでの効果的な運動をレクチャーしてくれるコロナ禍に嬉しいサービスですね!
他の98はどのようなアイデアなのでしょうか??第1次選考通過アイデアはこちらからご確認いただけますので、ぜひ皆さんチェックしてみてくださいね!
審査員はこんなポイントを見てる!
ではどのような点から審査が行われたのでしょうか?それが主にこちらの3つ。
- チーム力:代表者およびチームが、提案内容に適したマインド、スキル、技術を有するか?
- 新規性:ニューノーマル時代における新常識を定義するのに資する革新的なアイデアか?
- 将来性:広島県だけでなく県外・国外を問わず大きな市場規模となり得る社会課題性を持つアイデアか?
「アイデアがいくら画期的で前例のないものであっても、実際に形にしていくためのチーム力があるか?」「一定のニーズはあることは想定されるがその範囲があまりにも限定的ではないか?」など総合的に判断されました。
実際審査を行った事務局の方は、全体的にアイデアのレベルがとても高く、審査に苦戦されたようです。150件まで絞った後は、更に厳選するために実際応募してくれた人とオンラインで繋いで面談を行い、アイデアについてより詳しく聞くなどして審査を進めていったようですよ!
あなたの気になるアイデアはどれ??ぜひ投票を!
この激戦を勝ち抜いたアイデアは、2月26日から始まる2次審査に進み、2次審査ではなんと一般の方によるパブリック評価が加味されるんです。「こんなアイデアがあったらコロナ禍の生活がより便利で快適になるだろうな」と思う、ぜひ実現してほしいアイデアを応援してください!
このパブリック評価は3月10日からスタート。投票はこちらから!
今後、皆さんの応援もあって2次審査を通過した30件のアイデアは、広島県内のフィールドで開発、実証実験が行われていきます。この実証実験、10月まで続きその後成果発表も行われるそう。これからも「D-EGGS PROJECT」から目が離せません!
100のアイデアでさえかなりレベルが高いとのことなので、そこから選ばれる30のアイデアはぜひ今後製品・サービス化され、私達広島県民の生活に届くものになってほしいですね!