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縮景園の紅葉

都心で気軽に紅葉狩り。築庭400年の縮景園で見頃!

ひろしま自慢イベント情報 |

いよいよ11月中旬。秋も深まってきましたね。広島市中心部の縮景園では、紅葉が見頃です。晩秋のお出かけに、身近な自然を楽しんでみませんか?

今年、縮景園は築庭400年

縮景園

1620年に築庭された縮景園は、広島藩主・浅野長晟 (ながあきら) の命により、茶人としても知られる家老の上田宗箇 (そうこ) が造った庭園です。その歴史は古く、日本各地にある大名庭園の先駆けといわれています。広島市の中心部に位置していますが、中に入ると緑豊かで静かな美しい庭園が広がっています。

縮景園 跨虹橋

縮景園 しゅっけいえん

広島市内の中心部にありながら、豊かな自然を楽しめる庭園。上田宗箇が作庭し、2020年には築庭400年を迎えた。

園内には梅や椿、紅葉など11種類の標本木もあるんですよ (標本木とは、気象庁の生物季節観測で、開花日などを観測するために指定された草木。広島県の標本木13種のうち11種が縮景園内にあります) 。また園の中央に掘られた濯纓池 (たくえいち) を源流とし南に流れていた小川があったのですが、その名前「流川」が地名として残っていることは、ご存じの方も多いかもしれません。

特設サイト公開!

特設サイト画面イメージ

築庭400年を記念して、本日11月20日に特設サイトをオープン!記念イベント情報などが確認できます。ここでラインナップの一部をご紹介。

まず、縮景園築庭400年記念コンサート。ライトアップした夜の幻想的な縮景園で箏や尺八、フルートのコラボ演奏や弦楽四重奏等をWebサイトでお届けします。

次に広島城二の丸で展示中の「縮景園と広島展」。築庭から現在に至るまでの縮景園の歴史をパネルで紹介していますが、特設サイトでは、歴史的背景を学芸員が解説しています。貴重な資料の展示紹介や、上田宗箇の実像にせまるコンテンツなど、順次公開される予定です。縮景園の魅力が詰まったサイトになっていますので、ぜひご覧ください。

縮景園の紅葉が見頃。もみじライトアップも

縮景園の紅葉ライトアップ

縮景園では、紅葉がまさに見頃となっています。さらに、11月20日からは「もみじまつり」が開催され、紅葉のライトアップも行われます。期間は、11月20日(金)~29日(日)17:00~21:00 (入園は20:30まで)。ライトアップされた紅葉が池に映る様子はとても幻想的で非日常を味わえます。

今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行っています。入園時の混雑回避や検温、広島コロナお知らせQRなど様々な対策をしていますので安心してお越しください。また来られる際には、感染防止対策にご協力お願いします。

晩秋のこの時期、縮景園で気軽に紅葉を楽しんでみませんか?