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医療従事者がワクチン接種する様子

ワクチン接種ってどうするの?何が自宅に届くの?会場での流れもおさらい!

ひろしまで暮らす |

広島県内でもワクチン供給量に応じて4月中旬から徐々に、高齢者の方からワクチン接種が始まります。その後は順次、高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設等に従事されている方、そしてそれ以外の一般の方が接種できるようになります。接種は無料で、2回の接種が必要となります。

※高齢者 (昭和32年4月1日以前に生まれた方)

いよいよ接種が始まる!自治体から何が家に届くの?

3月下旬から順次、自宅にお住まいの市町から「接種券」、「新型コロナウイルス ワクチン接種のお知らせ」、そして「予診票」が届きます。

※予診票が同封されていない市町もあります。

接種券のイメージ

ワクチン接種のお知らせには、接種会場についての案内が記載してあるので、会場はそちらでご確認ください。住民票のある市町 (居住地) の医療機関や市町が設ける接種会場で接種を受けることができます。

また、接種する前には、電話かネットでの事前予約が必要になります。予約方法の詳細もワクチン接種のお知らせに記載してありますので確認ください。事前に予約せずに会場に行ってもワクチンが接種できるわけではないので、自宅に届いたら希望される方は忘れずに予約するようにしましょう!

便利なツールも登場!ワクチン予約、ますます便利に。

コロナワクチンの接種予約はスマホアプリでスムーズに

ワクチン接種って予約が取れなくて大変そう…と思っている方におすすめ。スマホアプリ「SmartNews」「Yahoo! MAP」使って、スムーズに接種予約ができます。

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会場に何を持って行けばいいの?

接種券予診票、そして保険証や運転免許証などの本人確認書類を忘れずに会場に持っていきましょう。また薬の服用履歴や、既往症、アレルギーなどを確認することができるお薬手帳をお持ちの方は一緒にご持参ください。なお、副反応への対応に備えて保険証も携行しておいてください。

スムーズに接種するための3つのポイント!

予診票を確認する医師

会場で出来るだけスムーズにワクチン接種を進め、出来るだけ皆さまの待ち時間を短くするためにも、これから紹介する3つのポイントをぜひ押さえておいてください!皆さまのご協力をよろしくお願いします。

1. 予診票は事前に自宅で記入

お住まいの市町から接種券とお知らせとともに健康状態を記入いただく予診票が届いたら、予め自宅で記入してから会場にご来場ください。会場にも置いてあるのですが、会場の混雑を避けるためにもご自宅で記入して持参いただけるようご協力をお願いします。

※市町によっては接種券と一緒に届かない場合があります

2. 会場には肩を出しやすい服装で

ワクチン接種前に肩を出す様子

ワクチンは肩に接種するため、Tシャツや前が開く服装など、肩を出しやすい服装でご来場ください。

3. 事前にかかりつけ医等に健康状態や既往歴等を相談

健康状態やこれまでかかった病気や基礎疾患などを踏まえてワクチンを接種してもいいか不安な方は、予めかかりつけ医等に相談しておいてください。基礎疾患をお持ちの方は接種できない可能性もあります。接種会場に来場してから接種していいのか医師や看護師に確認されることがないようにお願いします!

接種後は念のため待機エリアで休憩

ワクチンの接種が終わったら、体調に異変がないか様子を見るため「待機エリア」で一時待機します。15分から30分経過して異常がなければ接種完了となります。

待機エリアの様子

日本での供給を予定しているワクチンは接種後に、接種と因果関係がないものも含めて、接種部位の痛みや、頭痛・倦怠感・筋肉痛等の症状が見られたことが論文などに発表されています。また海外では、まれな頻度でアナフィラキシー (急性アレルギー症状) が発生したことも報告されています。もしアナフィラキシーが起きたときは、接種会場や医療機関ですぐに治療が行われます。

救急対応エリアの様子

ちなみに接種会場では、新型コロナウイルス感染対策のため、接種の順番を待つ際の足元に間隔を開けるための表示がありましたよ!

間隔をあけてくださいの表示

ワクチンに関するご相談

悩みがあったらここへ!コールセンターに相談を

県ではワクチン接種についてコールセンターで相談を受け付けています。

電話受付 082-513-2847 (24時間・土日祝日対応)

不安なことやお悩みなどがあれば、是非お気軽にご相談ください。

ワクチンに便乗した詐欺に注意!

新型コロナワクチンに便乗して個人情報や金銭を求める電話やメールが届いたという相談が全国の消費生活センターに寄せられています。市町など行政機関が、ワクチン接種のために個人情報や金銭を求めることは絶対にありませんので、不審な電話やメールは、すぐ切るか無視してください。また判断に迷ったら、一人で悩まずに次のホットラインなどに相談してください。

消費者ホットライン 0120-797-188

このことを電話やメールなどで、離れて暮らすおじいちゃんやおばあちゃんなど大切なご家族や、大切お友達にもお伝えください!

そして忘れてならないのは、ワクチンを接種しても、新型コロナウイルスに感染しないわけではありません。また、多くの方が接種するには、まだまだ時間がかかります。ワクチン接種された方もそうでない方も感染防止対策を引き続き行っていきましょう!

ひろしま県民テレビでも特集!

ひろしま県民テレビ 西医療センターの撮影現場

今回の内容についてひろしま県民テレビでもご紹介しておりますので、ぜひチェックしてみてください。会場の様子や接種の流れを動画で確認することが出来ますよ!ワクチン接種を疑似体験した中島尚樹さんにも注目です!