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第21回ヨーロッパ青少年消防オリンピックに出場しました(府中町少年少女消防クラブ)

 府中町少年少女消防クラブに所属する中学生5名が,7月12日から7月15日にオーストリア共和国フィラッハ市で開催された「第21回ヨーロッパ青少年消防オリンピック」に出場しました。
 ヨーロッパ青少年消防オリンピックは,ヨーロッパ各国の青少年と交流を深めるとともに,次世代の消防防災を担う 人材づくりを目的として,2年に1回開催されています。
 今年は,各国から約600名の消防クラブ員が集まり,消防の実技を取り入れた障害物競走やリレーなどの競技のほか,参加各国の文化・歴史等を発表する国際交流会が行われました。
 国内からは少年消防クラブ約4,500団体の代表として,4団体が出場し,同クラブは,国際交流会での各国のお国自慢で,よさこいソーランを披露し,24か国中3位という高成績をおさめました。 

リレー お国自慢

リレー競技の様子

お国自慢で3位入賞

 8月8日(火曜日),参加した選手が教育長を訪問し,消防オリンピック出場結果の報告と今後の活動についての決意を話しました。

 【大会参加者】
 菅原 苑美(すがはら そのみ)さん <府中町立府中中学校2年>
 正畑 志乃(しょうばたけ しの)さん <府中町立府中中学校2年>
 棚田 優香(たなだ ゆうか)さん <府中町立府中中学校2年>
 勝冶 昂大(かつや こうた)さん <府中町立府中緑ケ丘中学校2年>
 六百田 陽土(ろっぴゃくだ はると)さん <府中町立府中緑ケ丘中学校1年>

競技の様子の写真1 競技の様子の写真2

 選手たちは,
 「普段は,消火・通報・避難訓練・防災マップ作成等の活動を行っています。」
 「開会式でトラックを歩く時,こんなに多くの人が参加するのかと驚き緊張しましたが,観客席に日本の国旗が見えたので頑張ろうと思いました。」
 「九州との合同チームで出場しました。競技では,減点をなくすよう心がけました。」
 「大会で使用する器具は日本と違っていたので,ホースひとつ使うのも戸惑いました。」
と大会に出場した時の様子等を話しました。

懇談1 懇談2 懇談3

 教育長から,九州との合同チームについて聞かれた選手たちは,
「遠いので,練習する時間が少なかったです。」
「最初はあまり話をしませんでしたが,チーム競技なのでチームワークが大切だと思い,団結して自分たちのベストを尽くしました。」
と話し,
 「将来は消防士になりたいです。」
 「この大会に参加して,一生懸命練習すれば結果は必ずついてくることを学びました。この経験をこれからの生活に生かしていきたいです。」
 と力強く話しました。

 教育長は,「夢は叶う」と自筆した色紙を手渡し,
 「何事にもコツコツ努力することが大切です。これからも頑張ってください。」
 と,激励しました。

集合

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