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11月29日(火)に,細川委員,志々田委員,近藤委員が熊野町立熊野第一小学校及び,熊野中学校を訪問しました。

 11月29日(火)に,細川委員,志々田委員,近藤委員が熊野町立熊野第一小学校及び,熊野中学校を訪問しました。
 最初に,熊野第一小学校を訪問しました。
 冒頭,校長や教頭から,学校の取組について,説明がありました。
 今年度の教育目標を「自ら学び,共に伸びる」としており,その意味は,子供たちが一人一人自ら学び,振り返ることで自分の学びを自覚するとともに,周りの人との関わりの中で,学びあったり思いやりあったりしながら共に伸びていく,そんな学校を目指すという思いを込めているそうです。
 授業参観は,1年生と3年生を見学させていただきました。
 1年生は,生活科の授業で,家族のために,「自分ができそうな家の仕事」について,学んでいました。1年生でありながら,きれいな字を丁寧に書いていました。また発表の際には,大きな声ではっきり自分の意見を述べていました。
 3年生は,総合的な学習の時間で,6グループに分かれ,自慢できる熊野町の特色を話し合っていました。熊野町と言えば,「熊野筆」ということもあり,熊野筆に関する自慢について話し合っているグループが多かったです。自分の意見を次々と付箋に書き,それをグルーピングして模造紙に張り付けていました。最後は2つのグループが自分たちの考えた自慢を発表していました。
 見学した委員からは,1年生の段階で,発表者の方を向く,静かに人の話を聞くなど,基本的なことがしっかり身についている。字を書く姿勢がとてもよかった。1文字1文字丁寧に書いていた。児童が答えにたどり着くまでの先生の授業の進め方(児童の誘導)がよかった。などの意見がありました。

 熊野1熊野2

 熊野3熊野4

 

 次に熊野中学校を訪問しました。
 熊野中学校では,令和3年度から,集団生活になじめない生徒のためのスペシャルサポートルーム(SSR…れんげルーム)を校内に開設しています。
 今日は,SSR担当の行廣先生から,れんげルームでの取組や利用生徒への具体的な支援について,説明がありました。
 現在数十名がSSRを利用しているそうです。
   大切なことは,生徒のやってみたいという,ちょっとしたつぶやきを見逃さず,その実現に向けて支援するこということで,これまで,野菜の栽培・販売を行う「野菜プロジェクト」や教職員のお手伝いを行う「れんげサービス」を企画・実践したそうです。自分のつぶやきが,実現した生徒は,年度当初午前中2時間程度の利用だったのが,朝から放課後までれんげルームを利用するようになるなど,様々な変容があったということでした。
 そして最後に,昨年度れんげルームを利用していた卒業生からいただいたお手紙の紹介がありました。
 そのお手紙には,れんげルームという自分の居場所を作ってくれたことに対する感謝の気持ちと,これからも自信をもって前に向かって歩いていこうという強い決意がつづられていました。
 教育委員からは,れんげサービスの様々な取組は,自分が他者に必要とされているという生徒の自己有用感を高めることにつながる。生徒自身のつぶやきが実現し,実際に前に進むということを実感すると,生徒のやる気につながる。生徒がのびのびと活動していたのが印象的だったといった御意見がありました。

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