10月29日(火)に,近藤委員が吉田高等学校を訪問しました。
10月29日(火),近藤委員が吉田高等学校を訪問しました。
吉田高等学校では,今年度から普通科と生活福祉科を統合し,「探究科」を新設しました。
探究科では,各教科で学んだ基礎的な知識・技能を活用し,自ら発見した課題の解決に向けて主体的・協働的に取り組む「探究型学習」を重点に置く学科として,様々な探究的学習を取り入れて授業が行われています。
普通科,生活福祉科の特色を引き継ぎつつ,アグリビジネス科と共に地域の発展に貢献することのできる人材の育成を目指しています。
この日は,探究科の「産業社会と人間」の授業を見学した後,意見交換を行いました。
「産業社会と人間」の授業では,安芸高田市の人口減少という課題に着目し,移住体験ツアーのPRポスターを生徒自身で作成するというテーマで授業が進められました。生徒たちは安芸高田市の良いところや特色について深く考え,多くの意見を出し合いながら作成に取り組みました。近藤委員は,授業の様子や生徒が考案したポスターを興味深そうに眺めていました。
授業を見た近藤委員は,
「授業そのものが探究的であり,アクティブな活動を見ることができました。」
「地域に必要とされる人材を育成するという点では,他の中山間地域の学校の参考になると思うので,今後を期待しています。」
と述べ,学校の取組にとても感心した様子でした。