ESD 持続可能な開発のための教育
ESDとは何か?
ESDとは,「持続可能な開発のための教育」(Education for Sustainable Development)の略称です。
持続可能な開発とは,将来の世代のニーズを満たす能力を損なうことなく,現在の世代のニーズを満たすような社会づくりのことを意味しています。
世代間の公平,地域間の公平,男女間の平等,社会的寛容,貧困削減,環境の保全と回復,天然資源の保全,公正で平和な社会などが持続可能な開発の基礎となっており,環境の保全,経済の開発,社会の発展を調和の下に進めていくことが持続可能な開発です。
持続可能な開発のためには,私たち一人ひとりが,世界の人々や将来世代,また環境との関係性の中で生きていることを認識し,行動を変革することが必要であり,そのための教育が「持続可能な開発のための教育」です。この「持続可能な開発のための教育」は,日本ユネスコ国内委員会の提言を受け,「持続発展教育」と略称され使用されています。(「わが国における『国連持続可能な開発のための教育の10年』実施計画」より)
県教育委員会では,持続可能な開発のための教育を推進するための資料を作成しています。
各学校や関係機関において,活用してください。
指導資料
広島県教育資料 持続可能な開発のための教育(ESD) (PDFファイル)
~「持続可能な開発のための教育(ESD)」の推進~
ユネスコスクールとESD
文部科学省および日本ユネスコ国内委員会では,ユネスコスクールをESDの推進拠点と位置づけ,ユネスコスクール間のネットワークの強化、活動の充実を図っています。