フォトニュース(令和5年度)
フォトニュースでは、報道提供資料や県内学校の取組等をピックアップして取材し、ご紹介します。
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令和6年2月11日(日曜日)
西条農業高等学校の生徒がA5最高ランク黒毛和牛をLECTで販売しました! 2月11日(日)、西条農業高等学校畜産科肉牛班の生徒が育てたA5最高ランクに評価された和牛肉を、「LECT」(広島市西区)において販売しました。 この度の販売は、株式会社イズミ(本社:広島県広島市、代表取締役社長:山西 泰明 様)御協力のもと、地産地消推進の一環の取組として実現。(株)イズミの精肉部のチーフバイヤー定末さんは、1月に東京で開催された「和牛甲子園」に実際に足を運んで、競りで落札する場に立ち会ったそうです。実際に競りを見るのは初めてで、とても貴重な体験ができましたと話されていました。
西条農業高等学校畜産科肉牛班は、授業や放課後において、和牛の管理実習や課題研究に取り組み学びを深めているそうです。また、地元の賀茂鶴酒造株式会社の協力により、酒米ぬか(赤ぬか)をペレットにして与え、短期肥育でも口どけの良い風味のある黒毛和牛に仕上がるように日々研究を行っているそうです。
ほかの生徒たちも始めはどのようにたち振る舞えばよいか戸惑っていましたが、後半戦は、お客さんが来るのを待っているのではなく、自分たちから出向き、試食やアンケートをお願いしていました。試食したお客さんが実際に購入してくれるのを見て、生徒たちの嬉しそうに喜んでいる姿がとても印象的でした。
お客さんの中には、立ち止まって生徒の話に耳を傾けたり、質問をしたりする方もおられました。実際に購入したお客さんに話を伺ってみたところ、「試食しなくても、肉を見ただけで、おいしいことがわかる。実際に食べてみると想像以上においしかった。」と感想を述べられていました。
この度の和牛甲子園では、「奨励賞」だったそうですが、次回は「最優秀賞」を取るぞと意気込んでました。 |
令和6年1月17日(水曜日)
黒瀬特別支援学校が「さくらっこ作品展」を開催しました!! 1月17日(水曜日)、東広島市民ギャラリーにおいて、第1回「さくらっこ作品展」オープニングセレモニーが催行されました。 オープニングセレモニーでは、県や市の教育委員会の方や学校運営協議会の方、PTAなど8名の来賓の方をお招きし、保護者が見守る中で催行されました。また、会場と学校をオンラインでつなぎ、セレモニーの様子を学校にいる児童生徒がリアルタイムで見ることができるように工夫されていました。
会場全体に児童生徒の作品が数多く展示されています。 |
令和5年12月17日(日曜日)
庄原実業高等学校の生徒が生産した和牛をLECTで販売しました! 12月17日(日)、庄原実業高等学校 生物生産学科動物生産類型の生徒が生産した和牛を、「LECT」(広島市西区)において販売しました。
PR活動で忙しい中、お二人がインタビューに応じてくれました。
売り切れる前に、私も購入することができました。今から食べるのが楽しみです。 |
令和5年12月13日(水曜日)
西条特別支援学校本校・八本松分級が、「こころのいずみ作品展」を開催しました。 12月13日(水)、東広島市民ギャラリーにおいて、「こころのいずみ作品展」オープニングセレモニーが催行されました。
作品の中には、SDGsを意識して牛乳パックを再利用して作った製品も展示されており、この制作を通した広島大学との協同的な活動や、One Action ペットボトルキャップ回収活動などの生徒の主体的な活動は、「第9回広島県ユネスクESD×SDGs」大賞の広島大学教育学部長賞を受賞したそうです。
さっそく近所の園児たちが作品を見に来てました。 |
令和5年12月4日(月曜日)
安芸府中高等学校の生徒が、園児に平和紙芝居の読み聞かせを行いました。 12月4日(月)、安芸府中高等学校国際科の1~3年生6人が、府中町の学校法人りゅうせん幼稚園の園児に紙芝居の読み聞かせを行い、その後、平和への思いを乗せた折り鶴を一緒に作成しました。 今日、読み聞かせをしてくれた紙芝居は、「原爆の子、さだ子の願い」です。禎子さんの一生と像の建立を物語にした紙芝居になります。
生徒を代表して、禎子役の2年生三井結葉(みつい ゆいは)さんがインタビューに応じてくれました。(左上の写真の右側が三井さんです。)
そして最後に園児の皆さんから、紙芝居のお礼として、歌とペンダントをプレゼントしてくれました!歌は2曲。身体を左右に揺らしながら大きな声で歌っている姿がとても微笑ましかったです。生徒の皆さんも手拍子をして、一緒に口ずさんでいました。
安芸府中高等学校の生徒の皆さんには、この活動を継続して行い、世界との架け橋になってほしいと思います。 今後の皆さんの活躍に注目です!! |
令和5年9月21日(木曜日)
庄原格致高等学校で、「デジタル・シティズンシップ教育講演会」が行われました。 講演では、2年生88名が聴講し、デジタル社会がもたらす情報格差の影響やデジタル社会を生きるための力、生成AIについて学びました。 講演後、生徒からは、「生成AIから得られる情報はすべてが正しいわけでないことが良くわかった。正しい使い方を心掛けたい」という感想や「デジタル社会はいい面だけではなく、様々な格差を生じさせていることがわかった」という感想がありました。
続いて行われたワークショップでは、デジタル・シティズンシップゼミの生徒4人と後藤先生が「中学生向け授業の学習指導案作り」というテーマで意見を交わしていました。詳しく聞いてみると、ゼミの生徒が地元中学生に対し、「スマートフォン」について授業を行うということでした。 まずは最初に先日ゼミの生徒が先生を対象に模擬授業をしたVTRを振り返り、どのようにすれば、中学生にとってわかりやすい授業になるのか、後藤先生の質問に答えたり、グループになって、意見をまとめ発表したりするなど議論を深めていました。 後藤先生からは、主なポイントとして、(1)どんなスライドタイトルを付ければ、どんな内容の授業かが一目見て理解できるかを考える。(2)みんなが中学生に伝えたい、教えたいことは何かを考える。(3)自分たちから答えを示すのではなく、中学生に考えさせ引き出す。(4)一方的に話をするのをいかに少なくするかを考える。というアドバイスがありました。
生徒からは、「今の段階ではデジタル・シティズンシップというものがよく分かっていなかった。中学生に興味を持ってもらうには、自分が正しく理解した上で伝える必要がある。」という発言や「今のスライドは中学生にインプットさせるだけで、アウトプットさせる資料となっていない。授業までに中学生からアウトプットできるよう改良していきたい」という発言がありました。 |
令和5年8月1日(火曜日)
呉商業高校で、“未来へのパスポート”を手に入れよう! 「商業高校」とは、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか?今回は、呉商業高校の取り組みを通じて、「社会で必要とされる力」について紹介させていただきます。 呉商業高校を訪ねてみると、夏休み中にも熱心に勉強する生徒の姿がありました。本日行われていたのは、「ITパスポート講座」の講習です。
ITパスポート試験をなぜ受けたいと思ったのか、生徒の皆さんに聞いてみました。3年生の井上さんは、「自分の行きたい進路で必要になる。今頑張って資格を取ることで、きっとこれからの自分のためになると思っています。」と教えてくれました。 呉商業高校は他の学校とは少し違う、良い伝統があるそうです。それを教えてくれたのは、呉商業高校OBで、去年から呉商業高校に着任した首藤先生。首藤先生は昨年、生徒と同じようにITパスポートを受験し、見事合格したとのことです。
呉商業高校では、「様々な知識や経験を通して、周りの人々と協力していく力」の大切さを学ばせていただきました。ぜひ呉商業高校に”入国”して、これからの商業のかたちに触れてみてくださいね! |
令和5年6月30日(金曜日)
祇園北高校で、“やってみたい”を叶えよう! 「自分の好きなこと」を探究テーマにする祇園北高校。その秘密を取材すると、新たな“学びのかたち”が見えてきました。
祇園北高校では、「総合的な探究の時間(理数コースでは理数探究)」に生徒が“自分の好きなこと”を探究しています。なぜ“好きなこと”ができるのでしょうか?それには理由があります。 以前、探究のテーマは「SDGs」や「理科・数学」に指定されていました。その時、テーマが指定されることで、「探究を楽しむ」ことができる生徒が限定的になっていました。そこで、令和2年度から理数コースで先進的に“自分の好きなことをテーマにしてデータサイエンスを実践する”と方針転換を図りました。その結果、生徒が興味をもって取り組んだ部活動をテーマにした探究で顕著な成果をあげました。これをきっかけに今年度からは理数コース・普通コースともに、探究のテーマは“自分の好きなこと(推奨は部活動探究)”になったそうです。 祇園北高校に生息しているカエルを探究している福本芽生さんは、ビオトープを毎日観測してデータを収集・蓄積し、カエルが過ごしやすく、卵を産みやすい環境を調べ、ビオトープの整備に励んでいます。生き物が好きだから、豪雨災害等で住み家を追われた生物の居場所を作りたいと「カエル」をテーマに選んだそうです。活動の甲斐あって、前年に比べて観測されるカエルの数や卵の数が増えたそうです。葉っぱの裏や小さな空間まで、毎日カエルを探すのは地道で根気がいる作業ですが、「好きなことだからできる」とカエルへの愛を感じる笑顔で語ってくれました。
野球部のマネージャーの吉田結愛さんは“常識を疑う”をテーマに、野球をしている中で多用される、「後ろにつなぐ」という言葉の再定義を試みています。データを解析していく中で、それを表現する「言葉」の重要性に気が付き、「言葉の持つ本来の意味をしっかり伝えたい」という思いからこのテーマを選んだそうです。吉田さんは国語の先生になる夢を持っています。好きなことを探究していく中で、自己の進路を実現していくための手がかりを得ているようです。 辻󠄀雄大さん・竹田航基さんは「高校野球におけるスタートダッシュの重要性 ~新カウント別樹系図の作成を通して~」というテーマで、中高生スポーツデータ解析コンペティションで最優秀賞を受賞しました。 辻󠄀さんは、「自分は元サッカー部で、部活に所属していなかったところを野球部に誘ってもらって、今の自分がある。祇園北高校ではいろいろな機会が与えられる。何が起きるか分からない。」と話してくれました。 スポーツデータの探究がやりたくて祇園北高校(理数コース)に来た、という瀬川晃弘さんは「やりたいことがあるなら、来た方がいい!やりたいことがなくても、先生から助言をもらえるし、やりたいことが見つかる!」とイキイキとした表情で話してくれました。 好きなことを探究する中で自ら学び、成長していく生徒たちは「新しい学びのかたち」の体現者でした。 祇園北高校の第1回オープンスクールは既に終了していますが、第2回は10月頃を予定しているそうです。もっと深く祇園北高校について知ることができるチャンスです!中学3年生の皆さん、是非、足を運んでみてください。
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令和5年6月9日(金曜日)
世羅高等学校にて、地域の高齢者の方々を対象とした「スマホ相談会」 6月9日に世羅高等学校の普通科2年生と生活福祉科2、3年生による「スマホ相談会」が開催
この日は20名の相談者が来校し、生徒と互いに身振り手振りを交えながら、交流を行っていました。
スマホ相談会に参加した高齢者の方にインタビューを行いました。 最後は参加者全員で体操を行い、スマホの操作で疲れた肩、首のコリをほぐしました。 |