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平成21年度不登校対策実践指定校の状況及び平成22年度不登校対策実践指定校について

1 概要

 ○ 不登校などの解決を図るため,平成16年度から不登校対策実践指定校を指定している。
 ○ 指定校には,教員加配,指導主事等の計画的な学校訪問等により支援をする。
 ○ 指定校を3つのグループに分け,地域別に連絡協議会を実施し,情報交換や効果的な取組を協議し,各校の生徒指導主事の指導力の向上を図る。 

2 平成21年度不登校対策実践指定校の成果の主な要因について

【小学校】 担任の抱え込みにならないよう,校内委員会を定期的に実施し,不登校傾向の児童の状況に基づいて指導方針を検討したり,だれが,いつ,どのように支援を行うかといった役割分担を明確にして対応したりするなど,生徒指導体制を確立したこと。
 
【中学校】
 登校時のあいさつ運動を小中学校合同で行ったり,教師が小中学校間でお互いに出向いて授業を行う相互乗り入れ授業を行ったりしたこと。特に,不登校を10人以上減少させた中学校6校では,このような児童生徒への直接指導や支援を中心とした小中連携を,年間で1校平均約12回実施している。
 
3 平成22年度不登校対策実践指定校について

 平成22年度不登校対策実践指定校の指定に当たっては,さらなる不登校の解決を目指して,中学校と中学校区内の小学校の不登校児童生徒数を踏まえ,小学校50校,中学校30校を指定する。なお,小学校の指定に当たっては,指定中学校1校につき,当該中学校区内の小学校の不登校児童数に応じて,3校を限度として指定した。 
 
 【継続指定校】 小学校38校,中学校22校
 【新規指定校】 小学校12校,中学校 8校

4 平成21年度不登校対策実践指定校の状況

 小中学校不登校対策実践指定校90校の不登校の年次推移

 

 

年度

平成21年度

平成20年度

平成21年度小中学校不登校対策実践指定校90校の不登校児童生徒数合計 (人)

642人

766人

指定前年度(平成20年度)を100とした割合 (%)

83.8%

100%

(内訳)
(1)   小学校不登校対策実践指定校60校の不登校の年次推移

 

 

年度

平成21年度

平成20年度

平成21年度小学校不登校対策実践指定校60校の不登校児童数合計 (人)

131人

152人

指定前年度(平成20年度)を100とした割合 (%)

86.2%

100%

(2)   中学校不登校対策実践指定校30校の不登校の年次推移

 

 

年度

平成21年度

平成20年度

平成21年度中学校不登校対策実践指定校30校の不登校生徒数合計 (人)

511人

614人

指定前年度(平成20年度)を100とした割合 (%)

83.2%

100%

平成22年度不登校対策実践指定校一覧表

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