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命の環つなげる 八幡湿原自然再生事業

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

八幡湿原自然再生事業 

ようこそ!

八幡(やわた)湿原自然再生事業のホームページへ


 平成19年度から行われてきた八幡湿原自然再生工事が,平成22年3月12日をもって完了しました。

 平成22年4月からは,湿原内に設置された木道から湿原の再生状況が観察できます。

 平成29年度には協議会(総会)で維持管理方針が再整理され,ボランティアによる環境整備が継続して行われています。

 ぜひ,霧ヶ谷湿原にお越しください!

新着情報・お知らせ

新着情報

 1 ニュースレター⇒最新号はこちらから 

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お知らせ

 1 第27回八幡湿原自然再生協議会を開催しました。 ⇒議事録要旨2018年3月11日 更新 

イベント情報

 自然観察会(高原の自然館ホームページ)

 芸北のイベント(北広島町観光協会芸北支部ホームページ)

クマにご注意ください!

霧ヶ谷湿原周辺はツキノワグマの生息地です。ツキノワグマは本来臆病な動物なので,先に人間の存在を知らせてあげることが重要です。湿原付近を散策をされる際には,鈴やラジオを携帯するなどしましょう。
 付近でのツキノワグマの目撃情報などをお知りになりたい場合は,北広島町役場か高原の自然館にお問い合わせください。

 

 

ロゴマークについて 

 

八幡湿原自然再生事業ロゴ 湿原の再生(Re-storation)を成し遂げるためには,工事が行われた後にも再調査(Re-survey)を行ってそれを報告(Re-port)し,管理の方法を再検討(Re-view)して,実行するという手順が必要になります。このような管理を「順応的管理」と呼びますが,ポイントになるのは調査・報告・検討・実施というサイクルの繰り返し(Re-peat)です。
 このページにも使っているロゴは,「繰り返し」や「後世に」という意味を持つ「Re」を図案化しました。大人と子どもが向かい合って何かを伝えているようにも見えますか?今後,このマークを見たら八幡湿原の自然再生を思い出してくださいね。

事業対象地の愛称について

 八幡湿原の中の事業対象地となっているこの湿原には,実は決まった名前がついていませんでした。そこで,地元の八幡地区の皆さんから愛称を募集し,75通の中から「霧ヶ谷湿原(きりがたにしつげん)」という愛称に決定しました。

湿原とは

 湿原 

 湿原とは,湿った温度の低い場所にある草原のことです。そのような場所では,枯れた草木の死体が分解されずに湿原に蓄積します。これを泥炭といい,湿原の特徴でもあります。

湿原の価値

 湿原という環境は,日本ではとても少なく貴重です。生き物の中には,湿原にしか生きられないものがいますが,湿原が少ないということは,湿原に住む生き物も数が少なく貴重だということです。例えば,八幡湿原では,植物であれば,リュウキンカやカキツバタ,動物であれば,カスミサンショウウオやヒメシジミ,トンボの仲間のヒロシマサナエなどの珍しい生き物がいます。湿原は,そういった生き物の生活の場としてとても重要です。

 湿原散策のマナー

  •  湿原には入らない 乾燥した草原とは違い,湿原はとてもデリケートです。一つの踏み跡が元に戻るまで数十年かかるとも言われています。写真を撮るときにも湿原を踏みつけないように気をつけましょう。
  • 生き物をとらない 湿原の生き物は全てつながりをもって生活しています。マアザミをヒメシジミの幼虫が食べ,ヒメシジミを小鳥が食べます。全ての生き物の死骸は微生物に分解され,植物の栄養となります。どの生き物が欠けても困るのです。湿原にすむ一つひとつの生き物を大切にしましょう。
  • 生き物を持ちこまない 外から湿原に生き物を持ち込むと湿原の生き物のつながりが壊れてしまいます。生態系のバランスを保つために,湿原に植物を植えたり,動物を持ち込まないようにしましょう。

 サイトマップ



 


 

 


 

 


 

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事務局

〒730-8511 広島市中区基町10-52 広島県環境県民局自然環境課内
Tel:082-513-2933 Fax:082-227-4815 E-mail:kanshizen@pref.hiroshima.lg.jp

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