尾崎谷湿原(おぜきだにしつげん) 八幡地区で最大の湿原です。ヌマガヤやマアザミのほか多くの湿原性の植物が生育しており,本州南部の高地から北部の低地にかけて分布する代表的な湿原植生である「ヌマガヤ-マアザミ群集」は,この地域の研究により命名されました。環境省の特定植物群落に選定されており,また広島県自然環境保全地域にも指定されています。 |
水口谷湿原(むなくとだにしつげん) 霧ヶ谷湿原の南西に隣接している湿原です。ハンノキの湿地林を木道が通っています。 |
千町原(せんちょうばら) 霧ヶ谷湿原の南西に広がる草原です。かつては広い草原であった千町原ですが,現在樹林化が進行しつつあり,2004年から地元住民や西中国山地自然史研究会などによる草地保全活動が行われています(写真は2004年11月23日に行われた草刈りの様子)。 |
カキツバタの里 かつてカキツバタが群生していた姿を再現しようと,カキツバタの里づくり実行委員会によって約20万本のカキツバタが植えられています。ボランティアによって苗植え、草刈り、株の植え変えといった維持管理作業が行われており,6月にはカキツバタ祭りが開催されます。 |
臥竜山(がりゅうざん) 別名 苅尾(かりお)の名で親しまれている,標高1223mの山です。西中国山地国定公園の一部であり,ブナをはじめ、トチノキ・ミズナラといった落葉広葉樹の原生林が広がっています。また高山性の植物の宝庫であり,特に頂上付近のブナ原生林は環境省の特定植物群落にも選定されている貴重な存在です。 |
雲月山(うづきやま,うづつきやま,うんげつさん) 広島県北西部の島根県との県境にある標高911mの山です。近年まで山焼きによって採草地などとして管理されてきましたが,草地の需要の低下に伴い管理が行われなくなっていました。現在は草地生態系の保全のため,雲月山活性化委員会によって山焼きが再開されています(写真は2006年4月8日に行われた山焼きの様子)。 |
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