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化学物質

印刷用ページを表示する掲載日2024年5月27日

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化学物質の適正管理(条例)

 PRTR法第3条に基づく化学物質管理指針の規定について

 PRTR法(後述のPRTRの説明部分参照)第3条に基づく化学物質管理指針第一の一により、指定化学物質等取扱事業者(定義はPRTR法第2条第6項参照)は、指定化学物質等の管理の改善を図るための化学物質管理の方針を定め、管理計画を策定・実施等することが定められています。

広島県生活環境の保全等に関する条例(化学物質の適正管理)の規定について

平成15年10月7日に公布した「広島県生活環境の保全等に関する条例」第76条、第77条により、以下のとおり化学物質の適正管理に関する規定が設けられています。

  • 化学物質を取り扱う事業者は、化学物質による環境の汚染を防止するため、化学物質の管理体制を整備し、適正な管理を行うよう努めなければならない。
  • 第一種指定化学物質等取扱事業者(PRTR法に基づく届出事業者)は、「化学物質自主管理計画書」を作成し、事業所への備え付けによる閲覧等により、公表しなければならない。
    ※県に提出する必要はありません。
  • 化学物質自主管理計画書の作成方法や、規定の内容については、​「化学物質の適正管理について」(PDF:55KB) を参照してください。

≪業種別≫化学物質自主管理マニュアルひな型集(12業種)

このひな型は、平成12~15年度に、広島県と業界団体等が協力して作成したものです。
内容や構成は化学物質管理指針に沿ったものとなっています。
自主管理の参考にしてください。

※令和4年11月4日に「指定化学物質等取扱事業者が講ずべき第一種指定化学物質等及び第二種指定化学物質等の管理に係る措置に関する指針の一部を改正する告示」が、公布・施行されましたが、次のマニュアルはこれに対応していません。

 PRTR

~お知らせ~

 

平成30年7月豪雨による災害を踏まえたPRTR制度の実施に関する対応について

                                   周知資料 (PDFファイル)(164KB)

 

PRTR制度とはPollutant Release and Transfer Register=化学物質排出・移動量届出制度の略称です。

当制度は「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」により制度化されており、「化学物質排出把握管理促進法」や「化管法」、「PRTR法」といった略称で呼ばれています。

                   平成28年度、​平成29年度、​平成30年度

環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)

 内分泌かく乱化学物質とは、それが動物の生体内に取り込まれた場合に、内分泌系に影響を及ぼすことにより、生体に障害や有害な影響を引き起こす外因性の物質をいいます。
 環境中に存在する内分泌かく乱化学物質が、動物の体内のホルモン作用をかく乱することを通じて生態系や人の健康に影響を及ぼしている可能性があることが疑われていますが、そのメカニズムや影響の程度など未解明な点が多く、現在、いろいろ調査研究が進められているところです。
 なお、「環境ホルモン」は、内分泌かく乱化学物質の通称です。

内分泌かく乱化学物質に関する情報(関係機関ホームページリンク集)
関係機関 リンク先
◆環境省

化学物質の内分泌かく乱作用ホームページ

◆厚生労働省 内分泌かく乱化学物質ホームページ
◆経済産業省 内分泌かく乱物質問題に関する経済産業省の取組みについて
◆独立行政法人国立環境研究所

環境ホルモンのページ

環境汚染状況調査結果

 県では、県内の河川や海域などの汚染状況を把握するため、平成11年度から令和5年度までの間、内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)環境汚染状況調査を実施しました。

 ・平成11年度から平成13年度は、「Speed'98」※にリストアップされた内分泌かく乱作用を有すると疑われる化学物質のうち、使用・販売されている27物質について、河川及び海域の汚染状況を調査しました。
 ・平成14年度から平成16年度は、内分泌かく乱作用を有することが推察された2物質(ノニルフェノール、4-オクチルフェノール)について、調査しました。
 ・平成17年度からは、内分泌かく乱作用を有することが推察されたビスフェノールAを追加し、計3物質について調査しています。

 ・​近年特段問題となるような数値が観測されていないことなどを踏まえ、令和5年度の調査をもって、当該調査事業は終了しました。
 ※Speed'(スピード)98 … 環境庁が平成10年(1998年)5月に公表した外因性内分泌攪乱化学物質問題への対応方針である「環境ホルモン戦略計画'98」の略称。

リスクコミュニケーション 

だれ ・・・ 関係者(事業者・県民・行政など)が

なに ・・・ 化学物質などの環境リスクに対して情報を共有し

行動 ・・・ 意見交換によりお互い認識を深めて

目標 ・・・ 環境リスク低減し安全・安心な社会を目指します 

化学物質リスクコミュニケーションとは

化学物質は、私たちの生活を豊かにし、毎日の生活を維持するうえで欠かせないものですが、一方で使い方をまちがえると、環境を経由してわたしたちの健康や動植物に悪い影響をあたえてしまうおそれ(環境リスク)もあります。
そのため化学物質に関係する全ての人(企業、行政、地域住民等)が化学物質に関する情報の共有を通して功罪をよく理解し、環境リスクを適切に低減させることが重要になります。
そのために行なわれる意思疎通と相互理解が、リスクコミュニケーションです。
リスクコミュニケーションを行うことにより、関係者に信頼と安心が生まれるため、事業者が環境リスクを自主的、積極的に削減することを促す有効な手段となります。

リスクコミュニケーションに熱心な取組をしている事業者の環境情報

リスクコミュニケーションに熱心な取組みをしている事業者から提供された環境報告書や地域活動などの情報です。
掲載依頼をもとに載しています。

事業者情報

事業所名

県内
事業所の
所在地

自主管理計画・
環境報告書など

コミュニケーション
活動
(地域活動など)

備 考

三菱ケミカル株式会社広島事業所 大竹市御幸町20-1  

活動報告書1 

活動報告書2 

活動報告書3 

【概要】 当社の環境、安全、品質への取組みをステークホルダーの皆さまに開示しています。
【コメント】 2017年4月1日付けで、新社名「三菱ケミカル株式会社」となりました。​
戸田工業株式会社大竹事業所 大竹市明治新開1番4 環境活動報告書   【概要】 環境活動報告書をホームページにて公開
株式会社ディスコ 呉市広文化町1-23 CSR報告書 【概要】 ディスコでは、2002年度より環境報告書の作成を開始いたしました。2005年度からは、更に社会的な側面等を加えた報告書を毎年作成しております。
【コメント】 ディスコのCSR報告書は、「人とともに、社会とともに」というテーマで、人や社会との関わりの中から企業活動を紹介する構成にしております。ステークホルダーごとに基本的な考え方や活動事例を掲載し、シンプルかつわかりやすい報告書の作成に努めました。

 

掲載の募集~随時受け付けています~

○掲載の募集要領 募集要領[PDFファイルPDF:112KB]

○掲載の申込書

関連リンク

ダイオキシン

ダイオキシン問題の解説や県内の環境汚染調査の結果事業者による 測定結果などを掲載しています。

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