【南海トラフ地震はいつ来る?】地震に備えて「今すぐすべき備え」をご紹介します
ひろしまを学ぶ |
2026年4月15日 追記
日本は世界的に見ても地震が多い国ということはご存じですか。「いつか来るかもしれない」と頭では思っていても、どこかで他人事になっていませんか?
いざ地震が発生したとき、自分はどのような行動をするべきなのか。思い浮かべることはできますか?
目次
地震は必ず来る
地震大国である日本。日本列島は4つのプレートに囲まれており、日本のどのエリアでも、地震は起こりうるものです。
「いつ起きるか分からない」ではなく、「いつ自分の身に起こってもおかしくない」という認識が必要です。
南海トラフ地震にも警戒を
南海トラフ地震とは、日本の広範囲のエリアで甚大な被害をもたらすことが予測される大規模地震のことです。マグニチュード8~9クラスの地震となり、大津波がくると想定されています。
この南海トラフ地震は、100~150年間隔で繰り返し発生しています。前回の地震からすでに約80年が経過しており、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高い状態であると言われています。
広島県内では、最大震度6強の揺れや最大4m近くの津波が想定されています。地震がこれまで少なかった地域でも、甚大な被害が発生する可能性があります。
地震に備えて
地震発生時の被害を最小限に抑えるためには、事前の準備が欠かせません。自分や家族の安全を守るために、地震への備えをしっかりと行いましょう。
家具の置き方に注意
近年の地震による負傷者の多くは、家具類の転倒・落下・移動が原因と言われています。地震の被害を抑えるためには、家具への対策がとても重要となります。
1. 家具を固定する
まず、家具はしっかり固定しましょう。固定する器具には色々な種類がありますが、一番強度が高いのは、「L型金具」と言われるものです。
賃貸住宅や、壁の材質上などで壁に穴をあけるのが難しい場合は、ポール式器具 (つっぱり棒) やストッパーを試してみてください。2つの器具を組み合わせると効果が高くなります。
2. ベッドの近くに倒れやすいものを置かない
家具を固定していても、非常に強い揺れで倒れてきたり、家具にしまっている物が飛び出してくる可能性があります。
就寝中に地震が発生する場合に備えて、寝ている場所に倒れてくる位置には家具を置かないようにしましょう。位置の変更が出来ない場合は、家具の向きを変えるだけでも効果があります。
3. 避難経路の確保を忘れずに
地震により家具が倒れ、ドアがふさがってしまった…そんな事態を防ぐために、廊下や部屋の出入り口付近など避難の妨げになるような場所には、家具は置かないようにしましょう。
4. 火災などの二次災害に気を付けて
地震そのものも恐ろしいですが、火を使うストーブ、ガスコンロなどに家具類がぶつかって、火災などの二次災害につながる危険があります。
また、電気ストーブなどが転倒・落下するほか、可燃物が落下してきたり、転倒した家具などによりコードが破損することで、火災につながることがあります。
防災グッズを今すぐ確認しておこう!
大規模災害が起きた場合などの非常時は、公的機関などからの支援物資がすぐに届くとは限りません。災害発生後、コンビニやスーパーの食料品・生活用品が品切れとなる、というニュースもよく見られますよね。
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。防災のために特別なものを用意するのではなく、普段の生活の中で利用されている食品等を備えるようにしましょう。
普段から備えておきたい防災グッズなどは、こちらのチェックリストもご覧ください。
自宅周辺の災害リスクの確認を
いざ災害が発生したとき、誰しも少なからずパニックになるもの。「誰に連絡するのか」「どこに避難するのか」「そもそも動かない方がいいのか」そういったことを事前に考えておくだけで、落ち着いて対応することができます。
まずは、自分が住んでいる地域や職場など多くの時間を過ごす場所の災害リスクを確認しましょう。
地震が発生したときに取るべき行動
地震発生時には、パニックに陥らず冷静に行動し、まずは自分の安全を確保してください。
身の安全を最優先!
動き始めるのは、揺れが収まってから。揺れている最中は足元が不安定で、周りの物が落ちたり倒れてくる可能性があります。丈夫なテーブルの下や物が落ちてこない安全な場所で身を守りましょう。
料理や暖房で火を使っている場合、その場で火を消せるときは火の始末、火元から離れているときは無理に火を消そうせず、まずは自分の安全確保を最優先にしてください。
地震直後は、火元の確認と避難路の確保を
揺れが収まったら、まずは火元の確認を。出火していたら、直ちに消火をしましょう (初期消火)。また、強い揺れにより、家具が倒れて通路がふさがったり、建物が歪んでドアが開かなくなったりすることもあります。すぐに避難することができるよう、窓や戸をあけ、出口を確保しましょう。
屋外の場合
ブロック塀などには近づかず、安全な広い場所へ。
エレベーターの中
最寄りの階で停止させ、すぐに降りてください。地震直後は動いていても、その後止まって閉じ込められてしまう可能性があるので、エレベーターは絶対に使わないようにしましょう。
もし、海や川の近くにいる場合は、津波に備えて、すぐに高台や丈夫なビルの屋上など、「より高い」ところを目指して避難しましょう。
落ち着いて情報収集を
安全が確認できたら、地震の状況や津波の影響などの確認をしてください。自治体からの情報には、特に注意しておきましょう。
津波は膝くらいの高さでも、大人を押し流すくらい力があります。津波警報・津波注意報を見聞きしたときは、すぐに海や川から離れて、高台などに避難しましょう。避難する場合は、車を使用せず、頭を守りながら徒歩で移動しましょう。電気のブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉めておくこともお忘れなく。
大きな地震のあとは、最初の地震と同等の地震が継続することもあります。1週間程度は特に注意して過ごしましょう。
いつ来るか分からないからこそ、早めの対策を
地震は突然やってきます。誰しもパニックになることですが、事前に知っておく、備えておくだけで、冷静に対応することができます。今できるうちに、早めの対策をしておきましょう。



