【目次】
脳卒中は、脳の血管が詰まったり、破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなって、細胞が死んでしまう病気です。急に倒れて意識がなくなったり、半身のまひが起きたり、ろれつが回らなくなったりする発作が起きます。
脳卒中は後遺症により生活に支障をきたすことが多く、重度の要介護状態を引き起こす最大の原因となっています。発症後、早く治療を開始すれば後遺症を軽くすることも可能です。
脳卒中の疑いがある場合には、可能な限り早く病院を受診しましょう。
脳卒中は原因によって大きく2つのタイプに分けることができます。
脳卒中のうち、一般的に脳出血、くも膜下出血と脳塞栓(のうそくせん)は出現が急で症状が重篤であり、ラクナ梗塞は比較的症状が現れるのが緩やかで前者と比べると死亡率は低くなっています。
血管が詰まることでその先の脳細胞に血流が行き渡らず、酸素や養分を送ることができなくなって障害が起きます。
血管が破れて出血してしまうことで、脳が破壊、圧迫されて障害が起きます。
【出典】スマート・ライフ・プロジェクト(厚生労働省)
脳卒中に関する様々な内容が動画にわかりやすくまとめられています。
【出典】日本脳卒中学会、日本脳卒中協会 作成(厚生労働省2021,2022年度「循環器病に関する普及啓発事業委託費」)
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